注目の若手女優・南沙良の主演作『無限ファンデーション』は全編が即興劇!?

映画ニュース

注目の若手女優・南沙良の主演作『無限ファンデーション』は全編が即興劇!?

志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(公開中)で映画初主演を果たし、女優としての伸びしろを大いに感じさせるスタートを切った南沙良の快進撃が止まらない!この度、第37回ヨコハマ映画祭において、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞受賞の4冠に輝いた『お盆の弟』(15)で知られる大崎章監督の最新作『無限ファンデーション』の主演に南が抜擢されたのだ。

本作は、11月に開催される映画監督とミュージシャンのコラボレーションによって制作された映画を上映する映画祭・MOOSIC LAB(ムージック・ラボ) 2018の長編部門出品作品で、全編を即興劇として8月に群馬県高崎市を中心に制作が行われる予定だ。

今回、南が演じるのは高崎に住む女子高生の未来。彼女は友達がおらず、密かに服飾の道に進みたいと思い日々を過ごしている。そんなある日、未来は幽霊の女の子・小雨と出会う。さらに、演劇部のナノカが未来の描いた服のスケッチを目にしたことから、演劇部の衣裳スタッフとして誘われることに…。

未来と出会う幽霊を本作の原案にもなった楽曲「未来へ」を手掛けたシンガーソングライター・西山小雨が演じ、演劇部のナノカを『はらはらなのか。』(17)で鮮烈な主演デビューを飾った原菜乃華が演じる。その他、未来の母親役に『榎田貿易堂』(18)など数々の映画で活躍する片岡礼子、『おじいちゃん、死んじゃったって。』(17)でその独特の存在感に注目が集まった小野花梨などが出演するとのことだ。

不思議な状況のなかで、夢に向かって奮闘する未来と仲間たちの織りなす青春の日々を全編即興劇で切り取っていくという本作。台本に頼らず、即興的な演技が求められるであろう本作で、南が主演女優としてどのような輝き放ち、更なる成長を見せるのか、今から楽しみだ。

関連作品

関連記事