浜辺美波がふたたび“蛇喰夢子”に!「賭ケグルイ」season2&映画化決定
河村ほむら原作・尚村透作画の大ヒット漫画を実写ドラマ化した「賭ケグルイ」のBlu-ray&DVD発売記念イベントが9日、東京・神楽座で行われ、浜辺美波、高杉真宙、森川葵、英勉監督が登壇。イベントの最後に「season2」の放送と映画化決定が発表され、会場を大きく沸かせた。
本作は、ギャンブルの強さですべてが決まる私立百花王学園を舞台に“可愛らしさ”と“狂気”の二面性を持つ転校生の主人公・蛇喰夢子が学園を支配している者たちと極限のギャンブルバトルを繰り広げていく物語。浜辺を筆頭に若手実力派俳優が集結し、原作再現度高めの熱演を繰り広げたことで大きな注目を集めた。
劇中の制服姿で登場した3人と英監督は、「season1」の中で最も“たぎった”シーンとして、それぞれのお気に入りのシーンを挙げてトークを展開。浜辺は7話で夢子(浜辺)が芽亜里(森川)と手を組んで木渡(矢本悠馬)と勝負に挑んだシーンを選び、高杉は自身が演じる鈴井が初めてゲームに参加した第10話をチョイス。それぞれが自身の出演しているシーンを選ぶ中で、森川だけは夢子が負けイヌならぬ負けネコの“ミケ”となってネコの真似をするシーンを選ぶ。
そのシーンの映像がスクリーンに映しだされると、思わず「かわいい〜」とつぶやく森川。英監督から「夢子好きね」と言われると「好きよ、美波たん好き。会えるの楽しみにしてたんだから!」と再会を喜ぶ森川。すると浜辺から「今日初めてLINE交換しましたもんね!」と、撮影時は連絡先を交換することができなかったことが明らかに。浜辺の「年齢的に管理されてて」という発言に、会場は笑いの渦に包まれた。
さらにイベントではRe:versedの巴山萌菜がスペシャルゲストとして登場し、オープニング曲「一か八か」の生歌を披露したほか、来場者の中からじゃんけんで勝利した3人を加えて、劇中の第3話で登場した「ダブル神経衰弱」大会が開催された。トランプ2セットを使用する難易度の高さに、それぞれが悪戦苦闘した末、結局一度引いたカードを表にしたままにするイージールールが発動。高杉が快進撃を見せるものの、最後の最後で一般の参加者が夢子ばりの大逆転を見せ、圧勝する結果となった。
そして最後にスクリーンにドラマ版の続編と映画版の製作が発表されると、会場から割れんばかりの歓声が湧き上がる。発表前のトークセッション中に「次も…」と発言してしまっていたことを指摘された浜辺は「言いたくて言いたくて我慢できなくて!」と大はしゃぎ。「撮影もいまからすごく楽しみです」と満面の笑顔を浮かべる浜辺ら、キャスト3人が喜びを語るなか、フライングして作品の内容を明かしてしまった英監督は「僕はやってないかもね」と自虐ネタで笑いを誘った。
原作の時系列に沿って「season1」の続きが描かれる「賭ケグルイ season2」は2019年春にMBS/TBS系列ドラマイズム枠でOA。そして『映画 賭ケグルイ』は2019年春に全国公開。どちらも「season1」の主要キャストが続投し、さらに豪華な新キャストも次々登場することも決定。映画版のストーリーは後日発表されるとのこと。続報に期待したい!
取材・文/久保田 和馬