世界一のホテルに無料ステイ!ベッカム一家のホリデイに非難の嵐?
ベッカム夫妻と4人の子供たちが、インドネシアで豪華なプライベート・ホリデイを楽しんだことが報じられた。ベッカム・ファミリーの滞在したスンバ島は、今月5日にM6.9の大地震が発生したロンボク島の近隣に位置しており、震源からの距離はおよそ450マイル(約724km)だったという。ベッカム一家も滞在中に揺れを感じたそうだが、地震による被害はなかったとのことだ。
スンバ島での一家の宿泊先は、1937年創刊の旅行誌「トラベル+レジャー」で、“世界最高のホテル”に選ばれたことのある超一流施設。一泊の料金は5000ポンド(約70万円)とのことで、ベッカム一家の宿泊費用は総額2万5000ポンド(約354万円)のはずだった。ところがベッカム家滞在による絶大な宣伝効果を見込まれ、何と宿泊費用は無料だったという。
ベッカム夫妻はホリデイ中の写真をインスタグラムに投稿して、贅沢リゾートの様子を披露。時差ボケの子供たちが4人一緒にベッドで眠り込んでいる姿をはじめ、兄妹同士、親子同士で身体をくっつけ合う笑顔の写真が多く、家族団らんの明るいムードが伝えられていた。
とはいえ、同じ列島に属する島で300人超が死亡し、27万人以上が避難生活を送っている最中のインスタ投稿は、あまりにもタイミングが悪すぎた。「不謹慎すぎる」との非難を受けたベッカム夫妻はホリデイ写真を全て削除し、世間からの声に対応したようだ。
一般のネットユーザーからも、「ベッカム家(の贅沢ぶり)には打ちのめされるわ」「何でいちいちSNSで見せびらかすの?」「宿泊費を無料にしてもらったんなら、被災者に寄付すればいいのに」といった厳しい意見が圧倒的多数。近隣での大災害とリゾートの時期が重なったがために、必要以上の不興を買ってしまったようだ。
UK在住/シャオ