福田監督『銀魂2』公開にまさかの涙!感動スピーチするも、小栗旬から「尺使いすぎ」とツッコミ

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福田監督『銀魂2』公開にまさかの涙!感動スピーチするも、小栗旬から「尺使いすぎ」とツッコミ

空知英秋の人気コミックを実写化した『銀魂』(17)の続編『銀魂2 掟は破るためにこそある』の初日舞台挨拶が8月17日に丸の内ピカデリーで開催され、小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、三浦春馬、吉沢亮、勝地涼、戸塚純貴、佐藤二朗、堤真一、福田雄一監督が登壇。福田監督が「初日を迎えらえてうれしすぎる」とステージ上で瞳ウルウル。いつも笑い声を響かせている福田監督の意外な姿に、小栗が「すごくいい話。でもちょっと尺を使いすぎてる」とツッコみ、会場の笑いを誘った。

パラレルワールドの江戸を舞台に、万事屋を営む“銀さん”こと坂田銀時(小栗)と仲間たちの身に起きる奇想天外な騒動を描く本シリーズ。第2弾は、原作ファンからも支持を集める「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」を融合させた内容となっている。

いつも舞台挨拶でしゃべりすぎて、「嫁に怒られている」という福田監督だが「僕が『動乱篇』をやりたいって言ったのが11月。3月に撮影をして、今日を迎えられている」とかなり無茶なスケジュールだったそうで、「僕みたいなクソ監督に、こんなにすばらしいキャスト、スッタフさんが集まってくれて、映画が出来上がっているなと思ったら、昨日の夜、泣きました」と告白。

周囲から「こんな福田さん、珍しい!笑いが一個もない!」との声が上がるなか、福田監督は「初日を迎えらえてうれしすぎる。ちょっといまも泣いてます。お客さんに感謝でございます!」とステージ上でも思わずウルウル。小栗は「すごくいい話」とジーンとしながらも、「僕らも感動しなきゃいけないなと思うんだけど、ちょっと尺を使いすぎた」と笑いに変えて、会場を盛り上げていた。

真選組の熱きドラマにも注目が集まっている本作。小栗が「今回の主役」と紹介したのが、真選組の土方役の柳楽だ。柳楽は「本作でムービースターになることを目指していて」と切り出し、「小栗さんの人柄や器のデカさを見ていると軽々しく言っちゃいけないなと思う。でも目指してます!」と宣言。同じく真選組の沖田を演じた吉沢は「いいメス豚がいるじゃねーか」との決めセリフをお見舞いして、女性ファンから黄色い歓声を浴びていた。

最後には小栗が「『1』より『2』のほうがおもしろかったよって言ってくれたら、(『3』が)できるたりするかもしれません」と続編への意欲をチラリ。会場からは大きな拍手が起こっていた。

取材・文/成田 おり枝

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