おさげヘアー&方言丸出し!広瀬すずの“いなかっぺ”な姿がダサかわいい【写真14点】
2018年も、映画、ドラマ、CMに、依然として大活躍の広瀬すず。これまで様々な作品で女子高生を演じてきているが、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(8月31日公開)では、同じ女子高生役でも、これまであまり見せてこなかった可愛いけどどこかダサい…という新鮮な姿を披露している!
本作は、韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』(11)を、物語の舞台を日本に移し、90年代に流行した音楽やファッションを散りばめて再構築した青春映画。平凡な生活を送る専業主婦の奈美(篠原涼子)が、余命わずかな親友ため、散り散りになってしまった高校時代の仲良しグループ“サニー”のメンバー捜しに奮闘する様子を現在と過去を織り交ぜながら描く。
広瀬が演じるのは奈美の女子高生時代で、コギャルブーム真っ只中の東京の高校へ、淡路島から転校してきた“ザ・いなかっぺ女子”。黒髪のおさげヘアーに、ひざ丈スカートの制服、名前入りの手提げをぶら下げた野暮ったい見た目で、茶髪、ミニスカ、ルーズソックスが当たり前のクラスメートからも好奇の眼差しを向けられてしまう始末だ。
転校初日の自己紹介では、そんな状況に恐れをなし、伏し目がちに「こんにちは~」と挨拶をするが、その一言すらも訛りまくり。まるで別の世界に来てしまったかのように、自信なさ気にオドオドしたり、周囲の言動にいちいち驚いたりと、朴訥としたたたずまいがキュートだ。
その後、サニーのメンバーとなり、周囲の影響からギャルファッションへと手を出していく奈美だが、それでも垢抜けきらないところが何とも微笑ましい。両手を広げる“エッグポーズ”をしてみればどこか不格好になってしまったり、真っ茶色のお弁当を恥ずかしそうに広げたりと、奈美の芋っぽさを広瀬は絶妙な表情で体現している。そんな奈美が東京で刺激的な日々で友情や恋を経験し、どんな女子高生へと成長していくのか。『SUNNY 強い気持ち・強い愛』を鑑賞する際はその変化にも注目して欲しい!
文/トライワークス