内田有紀にブラマヨ・小杉がデレデレ!?『アントマン&ワスプ』吹替えキャストが集結
マーベルヒーロー史上最小にして最強のヒーロー&ヒロインがユーモラスで華麗なバディアクションを繰り広げる『アントマン&ワスプ』(8月31日公開)のジャパンプレミアが28日、TOHOシネマズ日本橋で開催され、本作で日本語吹替版の声優を務めた内田有紀と小杉竜一、宮川大輔が登壇した。
FBIの監視下におかれる身長1.5センチメートルの頼りなさすぎるヒーロー“アントマン”と、その開発者ピム博士の娘で完璧すぎるヒロインの“ワスプ”。2人の前に神出鬼没の謎の美女“ゴースト”が現れ、ピム博士の研究所がねらわれる本作。全米では並み居る強豪作品を抑えて見事初登場1位を獲得。すでに興行収入は2億ドルを突破し、前作以上のヒットを記録している。
前作に引き続き“ワスプ”ことホープ・ヴァン・ダイン役の吹替えを担当した内田は「前作ではアントマンがヒーローになるためのお手伝いをしていたホープが、今作では一緒にバディを組んで戦う。最強の仲間になりました」と、前作から大きな変化を遂げたホープに喜びの表情を浮かべる。
一方、“アントマン”ことスコットの友人のルイス役を担当する小杉も前作から続投。かつてはスコットの泥棒仲間だったが、現在は警備会社の社長に勤しむルイスについて「社長という立場でアントマンのサポートをします!前作から念願だった、戦いにも協力する。嬉しそうなルイスを見てもらいたいです!」と演じたキャラクターへの愛をあらわに。さらに内田から「ルイス役は小杉さん以外考えられないです」と褒められると、小杉は鼻の下を伸ばして「俺もワスプは有紀ちゃん以外考えられないな」とデレデレ。
そんな小杉は劇中に登場する、縮小されたピム博士の研究所をガラガラと引きながら登壇。アントマンを監視するFBI捜査官ジミー・ウー役で初参加となった宮川がそれに手を伸ばすと、体を張って制する小杉。「実物とそっくりですね」と興味津々な内田を味方につけて「アントマンとワスプのチームについて大切な研究所だから」と、チームのメンバーではない役柄の宮川にはなんとしても触らせまいと躍起に。
不服そうな宮川だったが、先日ポール・ラッドらと共に来日イベントに登壇したことに話が移ると「ハリウッドでした」と満足そうなコメント。すかさず小杉からツッコミを入れられると「ハリウッドの風と匂いを運んできてもらったんです。デューティーフリーの匂いでした」と独特な表現をし、内田を困惑させる宮川。それに対し小杉は、事務所の後輩でありながら「最初の作品はそうなるよね」と吹替え声優の先輩として先輩風を吹かせ、笑いを誘った。
取材・文/久保田 和馬