悪の道化師“ジョーカー”を演じるベテラン俳優、役作りで激やせ!
バットマンの宿敵であり、不気味なルックスの悪の道化師として知られる“ジョーカー”。今まで様々な俳優によって演じられてきた役柄とあり、ジョーカーと聞いてジャック・ニコルソンを思い出す人もいれば、『ダークナイト』(08)でアカデミー賞を受賞した故ヒース・レジャー、あるいは『スーサイド・スクワッド』(16)のジャレッド・レトを思い浮かべる人もいるだろう。
2019年10月全米公開予定の新作映画『ジョーカー(原題)』は、狂気の悪役ピエロをメインに配した話題作だ。ジョーカー役に抜擢されたのは、30年以上に及ぶキャリアを持つベテラン俳優、ホアキン・フェニックス。実力も存在感も十分の名優だけに、歴代のジョーカーをしのぐキャラクター作りに大きな期待が寄せられている。
ホアキンは最新主演作『ザ・シスターズ・ブラザーズ(原題)』ではひげを蓄え、ワイルドな西部劇キャラクターを演じたばかり。ところが、4日にドーヴィル・アメリカ映画祭に出席したホアキンは、『ザ・シスターズ・ブラザーズ』の時とは別人のようなルックスで登場。ひげをきれいに剃っていただけでなく、短期間で相当の減量を果たしたらしく、大幅なイメチェンで集まった人々を驚かせていた。
ひょろりとした姿は少し心配になるほどだが、この減量はジョーカーの役作りのためだという。映画サイト「コリダー」のインタビューに答えたホアキンは、既にイメージのできあがっている大役に大きな不安を感じていると明かしているが、一般のネットユーザーからは、「ホアキンなら素晴らしいジョーカーができる!」「最高の役者!今からホアキンのジョーカーを見るのが楽しみ」との信頼の声が圧倒的多数。しかし、「痩せすぎでは…」「病気に見える」と心配する声もあり、周囲からのプレッシャーによる激やせでないことを願いつつ、新たなジョーカー像を期待して待ちたいものだ。
UK在住/シャオ