西野カナの生ライブに中条あやみ&佐野勇斗も大興奮「カナやん最高!」
月刊デザートで連載され、累計発行部数145万部を突破した那波マオの同名コミックを『ヒロイン失格』(15)の英勉監督が実写映画化した『3D彼女 リアルガール』(9月14日公開)の特別試写会が11日、ユナイテッド・シネマ豊洲で開催。中条あやみと佐野勇斗、主題歌を担当した西野カナが登壇した。
本作はリア充とは程遠く、2次元を愛する超絶オタクの“つっつん”こと筒井光が、学校一の超絶美少女・五十嵐色葉から突然告白をされることからはじまるラブコメディ。話題作への出演が相次ぐ中条と佐野を筆頭に、清水尋也や恒松祐里、ゆうたろう、上白石萌歌ら、いま注目の若手キャストが出演することでも注目を集めている。
作品の見どころを訊かれた中条は「全部観てほしいシーンですけど、とくに6人全員が集まっているキャンプのシーンです」と語り「1日目は台風で撮影がなくなったけど、2日目には奇跡的に晴れて楽しく撮影しました」と撮影時の思い出を振り返る。一方で佐野は「CMでも使ってもらってるシーンなんですけど…」と溜めてから、「俺は踊らされてるだけ!」という台詞を劇中と同じ動きを付けて披露した。
先に登壇した2人が場を温めたところで満を持して西野が登場すると、会場はまるでライブ会場のような大熱狂に包まれた。『ヒロイン失格』の主題歌として大ヒットした「トリセツ」につづいて英監督作品の主題歌を担当した西野は「お話をいただいた時は嬉しかった。英監督の作り出す世界観やキュンとするところと、笑えるところが大好きなのでとても光栄です」とオファーの喜びを語った。
そんな西野は本作について「3回観させてもらって、3回とも大号泣です」と絶賛。「笑って泣いて、すごくキュンとして。人を好きになるって素敵やなあって思わせてくれる映画です」とべた褒めする西野に「照れちゃいますね…」と中条ははにかみ、佐野は「僕が泣きそうです!」と喜びのコメント。そして「つっつんにも色葉にも共感できる曲にしたいなと思い、2人をイメージしながら描きました」と語る、本作のために書き下ろした新曲「Bedtime Story」を生披露した西野。
大喝采の中で歌い上げた西野に、中条は「撮影中のいろんな想いや感情を思い出す」とうっとりした様子で述べ「歌わなくても可愛いのに、何で歌っても可愛いんですか!?」と興奮気味に質問。また佐野も「失礼ながら、言ってもいいですか?」と前置きをしてから「カナやん最高!」と抑えきれない気持ちを吐露し、会場を大いに盛り上げた。
取材・文/久保田 和馬