芳根京子のツイートから実現した「カサニー」今度は篠原涼子が“入れ替わる”!?
90年代に流行した音楽やファッションを散りばめた“笑って泣ける青春音楽映画”の『SUNNY 強い気持ち・強い愛』と、美醜をテーマに若手2大女優が鬼気迫る演技でドロドロバトルを繰り広げる『累-かさね-』。ともに大ヒット公開中の両作が、またしてもコラボレーションを果たした。
ことの発端は先日『累』で主演を務める芳根京子が、事務所の先輩であり尊敬する女優と公言している篠原涼子が主演を務めた『SUNNY』を鑑賞し、あまりにも感動。『累』のスタッフを通じて1人で『SUNNY』のポスターを真似する「1人SUNNY」を行い、自身のツイッターに掲載したことからはじまる。
最初は『SUNNY』のポスターのデザインそのままに、篠原と広瀬すずが座っている位置に芳根が座るだけだった「1人SUNNY」。その後、篠原から芳根に送られた“強い愛”を感じさせるお返しをきっかけに、正式なコラボレーションへと発展。『累』の世界観をイメージさせるキャッチコピーとともに「KASUNNY(カサニー)」として進化を遂げた。
そして今回、2作品とも公開を迎えたタイミングで両作のスタッフ陣がさらなる遊び心を見せ「KASUNNY(カサニー)」第2弾ビジュアルが制作された。前回は『SUNNY』に寄せたビジュアルだったが、今回は『累』のポスターを再現。土屋太鳳の代わりに篠原が芳根と顔を寄せ合い、2人を囲むように描かれたキャッチコピーも『SUNNY』を表したものに。
「『累』がさわやかになってる!」とSNS上で盛り上がった前回に続いて、今回も『SUNNY』がドロドロになっっていると話題を集めること間違いなし!あまりに手の込んだ(遊びすぎた)コラボビジュアルに、芳根もツイッターで「この映画は公開されていません。笑」「ちゃんと許可をもらって製作しています。笑」とツイートするほど。
さわやかな『SUNNY 強い気持ち・強い愛』と、ドロドロの『累-かさね-』はともに公開中。この三連休は、是非とも劇場で対照的な2作品の世界に魅了されてほしい。
文/久保田 和馬