“US版仕事人”!?京本政樹も絶賛のアクション映画『イコライザー2』イベントレポート

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“US版仕事人”!?京本政樹も絶賛のアクション映画『イコライザー2』イベントレポート

世の悪人を葬るロバート・マッコールという新たなダークヒーローを、アカデミー賞俳優デンゼル・ワシントンが演じたアクション大作『イコライザー』(14)の続編が、『イコライザー2』として10月5日(金)より公開となる。“US版仕事人”と呼び名の高い本作の公開を記念して、19日には特別試写会イベントがおこなわれ、「必殺仕事人」の京本政樹、梅沢富美男が登壇した。

まずは満員の会場に白のジャケットを羽織った京本政樹が登場。「主人公がタクシードライバーということを意識して、革ジャンを着るしかないと思いました。ですが、仕事人ということでこの手袋は持ってきました」と、仕事人でもお馴染みの手袋を観客に見せた。

前作でも登壇した京本に仕事人の流儀を問うと「京本政樹といえば仕事人と言われることが多いですね、僕とか先輩は艶やかにかたちにすることが流儀でした。マッコールは前作で、職場のホームセンターの中で敵を成敗するけど、僕も組み紐の職人だから、組み紐で敵を成敗したんだよね」と自身の”仕事人”ぶりと、マッコールの仕事人を比較した。

作品の感想について「必殺仕事人とかぶるシーンが多くて、びっくりしました。僕が組み紐で敵を吊るしたように、敵を紐で吊るしてて、監督が『必殺仕事人』を研究したのかな?って思いました(笑)。デンゼルも今作ではすごくなにか”起こるぞ、起こるぞ”という緊迫さを感じました」と話した。

今回の敵が主役のマッコールと同じ特殊訓練を受けているプロのイコライザーということで、仕事人として35年前にシリーズで共演した梅沢富美男が登壇。梅沢の登壇に「昔を思い出しますね。当時と(梅沢が)全然変わらないから。」と感慨深そうな京本。

そして舞台上では「対決!どっちがすごい?イコライザー」がスタート。身の回りの物を武器に変えて19秒で世の不正を抹消するイコライザーにかけ、組紐屋の竜が使っていた組紐やはぐれ仕事人“弐”の武器だった扇子、コップやバット、ナイフなどなど舞台に用意された身の回りのものを持ち、キメポーズを決める対決に。“傘”を選んだ京本、“扇子とサングラス”を選んだ梅沢はそれぞれ仕事人のテーマソングに合わせてバシッとポーズを決め、会場からは大きな拍手も。

「僕の回ではないですが、傘を使って人を斬る回がありましたね」と、当時の撮影のエピソードを話す京本に対して、梅沢は「喋りすぎだよ!今回は(イコライザーが19秒で敵を倒すことから)19時には上映始めなきゃなんだから!」とイベントの”19しばり”に触れ、観客からは笑いが起こった。それぞれのポーズへの拍手で観客の反応を見ると、両者同じくらいの拍手の量で決着。

映画の感想を尋ねられた梅沢は「アメリカ映画の中でも義理と人情のテーマを大切にしてくれるところがすばらしい。日本ではくだらない漫画の題材ばかり。ま、俺も出たけどね(笑)。でも、(デンゼルの)なんともいえない人情芝居がたまらないよね」と絶賛。

最後にはフォトセッションの時間となり、観客に設けられた撮影時間が”15秒”であったことから、「なんで19秒じゃないんだよ!」と京本からツッコミ。「大ヒットして、3のイベントも出たいね」と2人は次作への期待を話し、大盛況のままイベントは幕を閉じた。

文/編集部

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