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『さらば愛しの大統領』を観ると家に帰れなくなるぐらいアホになる?

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『さらば愛しの大統領』を観ると家に帰れなくなるぐらいアホになる?

映画館でしか観られない、究極のお笑いギャグエンタテインメントムービー『さらば愛しの大統領』(11月6日公開)の完成披露試写会と舞台挨拶が、8月12日、都内で行われ、主演を務める宮川大輔、ケンドーコバヤシ、柴田大輔監督、世界のナベアツが登壇した。

同作はナベアツの長編初監督作品。そのナベアツと柴田大輔がタッグを組み、多くの豪華俳優陣、芸人仲間が出演する。大阪合衆国の大統領に就任した世界のナベアツと、彼を暗殺犯から守ろうとする“迷”刑事コンビ、早川刑事(宮川大輔)と番場刑事(ケンドーコバヤシ)の奮闘を、笑いの要素満載で見せている。

撮影を振り返り、ケンドーは「楽しかった。吹石一恵さんや釈由美子さんという、ものすごいキレイどころの女優さんと共演させていただいた。その女優さんが監督と打ち合わせしている横で、エロ本を読むというダイナミックな遊びをした」と裏話を暴露。しかし、どんな反応をしてくれるかと期待を寄せていた様子だったが、現状は「スルーでした」としょんぼり。宮川は「撮影中に『どうですか?』と聞きに行ったら、(ナベアツは)寝てました!びっくりしました!」と、監督にあるまじき行為を明かされたナベアツは、慌てて「事実です。すいませんでした」と頭を下げ、「シリアスなシーンは柴田さんに任せてた。ここ、お笑い関係ないわ!って(笑)」と、柴田監督を信頼している様子もうかがわせた。一方、柴田監督は「お笑い部分はナベアツさんメインと決めて、テーマの演出や技術的なところは僕がやっていた」とチームワークの良さを強調した。

映画の中で大統領を演じている、世界のナベアツは観客の前で演説をし、「大阪合衆国独立」を宣言。「日本をアホに染めたい。世界をアホで設建したい」と野望を語った。続けて、映画にも出ているオリジナルマスコットキャラクターのたこ焼きさん、串かっちゃん、通天閣ん、ミスター御堂筋で「リアルな話、グッズ展開でもうけたい」と無謀な願望を明かした。司会者から「本当に大阪が独立したら?」と問われた一同は、口々に「笑いの耐えない大阪にしたい」と“大阪=お笑いの街”を象徴するコメントを返す。

今作のキャッチコピーは「日本を100%(パ~)アホにします」となっており、ナベアツは「この映画で100%(パ~)アホにしたいんです。ポカーンとアホな顔して観てほしい。堅苦しい映画じゃないし、(時間も)短い映画」と自信を持ってアピール。ケンドーは「映画を観たら、家に帰れなくなるくらいアホになってほしい。『駅、どこだっけ?』ってなるくらい」と話し、最後まで笑いを誘った。柴田監督は「アホ、アホと言っているけど、大真面目に作った。真面目にアホをやったということを踏まえて、観てほしい」と語り、宮川は「僕なんかどうでもいいんです。他の出演者の方もすごい方たちばかり。おもんなかったでもいいです。劇場に足を運んでいただいて判断してほしい」と力強くPRした。【MovieWalker】

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