Kis-My-Ft2北山宏光、主演映画撮影現場で「多部さんにしゃべりすぎって怒られちゃいました(笑)」
父役・北山のフレンドリーなスキンシップ
すでにチームワークが出来上がっている3人。宏々路ちゃんは「お父さんはよくしゃべってくれて、楽しい人。お母さんはしっかりした面もあって優しいです」と両親としての北山と多部の感想を漏らしたが、実際の北山については最初のイメージとは違ったとも明かした。「アイドルとしてとても活躍しているし、少し近寄りにくいのかなと思っていました。でも会ってみたら、優しくてフレンドリーで、すごくおしゃべりなんです」。
これに北山自身も続けて告白。「宿題を見せてもらったのに、それが分数で、俺が解けなかったり。宏々路ちゃんがストレッチしていれば、『いつもしてるの?』って話しかけたり、ヤンキー漫画を読んでいた時には、『昔はこういう髪型の人が本当にいたんだよ』とか、いろいろ話しかけてたら、あるとき、黙っちゃって…。あれ?と思ったら、多部さんに『しゃべりすぎ!』って。怒られちゃいました(笑)」。
「確かにおしゃべりですね」と多部も同意し、3人で声を上げて笑う姿は、仲のいい家族そのもの。しかし物語では、寿々男は猫のトラさんへと姿を変えることになり、北山が猫を演じることでも話題を集めている。
“猫”役ドハマりの北山に多部がジェラシー!?
「たとえばスキップしたり、歌いながら歩いたりとか。そういうのって普通に道を歩いている時にはあまりできないですよね。でも猫の格好で、しかも周りの人間たちには『ニャーニャー』言っているようにしか聞こえないとなると、楽しくできるんです。でも映画を観る側の人にはトラさんの言葉が言葉として入ってくるわけで。おもしろいですよね。人間だけど猫、猫だけど人間っていうところがあるので、そのギリギリのラインを考えて演じています」。
“猫”役を堪能している北山を見て、多部からはこんな感想まで。「かわいいなと思って見ていたんです。現場もピリピリしようがなくてずっと穏やかです(笑)。見ているだけで癒されるな、いいなと思っていたんですが、いよいよ羨ましいなと思ってきました(笑)」。あまりのハマり具合に、宏々路ちゃんも「風でしっぽが揺れただけで、本当に動かしているのかなって思っちゃいました」と絶賛。北山も「今のところ、身内には好評ですね」とにんまり。「家族」をやりなおす30日間が描かれる本作。3人の温かい空気感に期待が募る。
取材・文/望月ふみ