星野源×高橋一生×高畑充希が初タッグ!『引っ越し大名!』の公開日が決定

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星野源×高橋一生×高畑充希が初タッグ!『引っ越し大名!』の公開日が決定

『猫は抱くもの』(18)の犬童一心監督が「超高速!参勤交代」シリーズで知られる土橋章宏の時代小説「引っ越し大名三千里」を、星野源主演で映画化することが今年4月に発表されたが、このたびその正式タイトルが『引っ越し大名!』に決定。あわせて19年8月30日(金)から公開されることも発表された。

生涯に7回もの国替えを命じられ「引っ越し大名」と呼ばれた実在の大名・松平直矩の逸話をモデルにした本作。参勤交代をはるかに上回る莫大な費用がかかる“引っ越し”を余儀なくされたお国の一大事を救うため、知恵と工夫で乗り切ろうとする姫路藩の藩士たちの姿が描き出される。

人と話すのが苦手で、いつも本ばかり読んでいる姫路藩書庫番の片桐春之介は、江戸から国替えを言い渡された藩主の松平直矩から“引っ越し奉行”の大役を任されることに。前任者が激務のあまり亡くなっていることに怖気付きながらも、春之介はそれを引き受けることに。与えられた期限は3か月。春之介は仲間たちの力を借りて一世一代の大仕事に挑む。

星野が演じるのは、周囲から「かたつむり」と揶揄される引きこもり侍の主人公・春之介。また、幼なじみで御刀番を務める鷹村源右衛門役を主演ドラマ「僕らは奇跡でできている」が放送中の高橋一生が、春之介に引っ越しのノウハウを指南する前任の引っ越し奉行の娘・於蘭役を高畑充希が演じる。

エンタメ作品から繊細な人間ドラマ、圧倒的スケールの時代劇など多種多様な作品を手掛ける犬童監督と、これまでになかったユニークな視点で時代劇の新しい一面を開拓した土橋の原作小説、そしていまをときめく3人の実力派キャストのコラボレーションが織りなす、笑いと人情味に溢れた痛快なエンタテインメント時代劇に、期待はふくらむばかりだ。

文/久保田 和馬

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