マーベル史上最凶の“悪”が日本のファンと一体化!?『ヴェノム』ジャパンプレミアが開催!
全米週末興収ランキングで初登場1位を獲得し、全世界興収はすでに4億6000万ドルを突破しているマーベル最新作『ヴェノム』が11月2日(金)に日本に上陸するのに先がけて22日、東京・六本木ヒルズアリーナでジャパンプレミア・ブラックカーペットが開催。本作の日本語吹替版で声優を務めた中村獅童と諏訪部順一、中川翔子、そして日本語吹替版の主題歌を担当したUVERworldが集結した。
トム・ハーディ演じる主人公エディの吹替えを務めた諏訪部と、ミシェル・ウィリアムズ演じるアンの吹替えを務めた中川は、巨大なヴェノムを乗せた大型トラックで会場に姿を表すと、そのままステージへ登壇。そして2人に遅れるようにして、ヴェノムの声を担当した中村が特製のヴェノムスーツに身を包み登場。ヴェノムの半顔マスクもつけ、完全にヴェノムに変身した中村を会場に集まった大勢のファンは大喝采で迎えた。
スパイダーマンの宿敵でもある“ヴェノム”の声優に抜擢された中村は、大のスパイダーマン好きとしても知られている。「最大の宿敵ですから、責任とプレッシャーをすごく感じました」と本作に臨んだ心境を明かし「スパイダーマンが大好きなので少しでも関われたことがうれしい。ビリ着ながらも力になれたらという気持ちで精一杯やらせていただきました」とコメント。また諏訪部は中村が声を吹き込むヴェノムとの一体化について「たまらないですね!非常にいいバディという感じのヴェノムとエディになっています」と自信をのぞかせた。
そんな中、スペシャルゲストとしてUVERworldが登場すると会場のボルテージは最高潮に達する。初めてのハリウッド映画への楽曲提供に、ボーカルを務めるTAKUYA∞は「すごく嬉しかった。大好きなマーベルの作品ですから気合を入れて取り組みました」と振り返り「『ヴェノム』の世界観を崩さないように、自分たちにないものを出していけるように想いを込めて作りました」と主題歌「GOOD and EVIL」に込めた熱意を語った。
その後、登壇者たちはブラックカーペットを練り歩き、メディア取材に応じたほか丁寧にファンサービスを行っていく。ひとしきり会場を沸かせ、再びステージ上に戻り本作の魅力をPRした彼ら。イベントの最後には中村の「俺たちは!」の呼びかけに会場中が「ヴェノムだ!」と応え、見事な一体化を果たした。
文/久保田 和馬