ノーベル賞の裏で40年隠し続けられた秘密とは?『天才作家の妻 -40年目の真実-』予告編が到着

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ノーベル賞の裏で40年隠し続けられた秘密とは?『天才作家の妻 -40年目の真実-』予告編が到着

世界最高の権威“ノーベル賞”を受賞した世界的作家の夫とその妻の、前代未聞のスキャンダルを描いた『天才作家の妻 -40年目の真実-』が19年1月26日(土)より公開となる。アカデミー賞に6度のノミネート実績を誇る女優グレン・クローズが、実の娘アニー・スタークと本格初共演を果たす本作から、予告編が到着した。

現代文学の巨匠ジョゼフ(ジョナサン・プライス)と妻ジョーン(グレン・クローズ)のもとに、ノーベル文学賞受賞の吉報が届く。しかしジョゼフの経歴に疑惑を持つ記者ナサニエル(クリスチャン・スレーター)から、夫婦の“秘密”について問われ、動揺するジョーン。実は、若いころから豊かな文才に恵まれていたジョーンは、ジョゼフとの結婚後から彼の“影”となり支えてきたのだった。ずっと心の奥底に押しとどめていた不満や怒りがわき起こり、夫婦の関係は崩壊へと向かう。彼女はこれまで通り完璧な妻を装うのか、それとも衝撃的な真実を世に知らしめるのか。

解禁された予告編は、幸せの絶頂に思えた天才作家とその妻の、40年間隠し続けた秘密が崩れてゆく展開を匂わせる。秘密を追う記者から真実について問い詰められるジョーン。そして場面は移り、ジョーンが結婚前に作家を目指していた時代へ。「女流作家は認められない世界」と告げられ、夢を諦めてしまったジョーン。若かりしころのジョーンをアニー・スターク、現在のジョーンをグレン・ローズと、一人のキャラクターを母娘で演じるという、熱い共演を見ることができる。

「娘の演技に対しては、とても誇らしく思ったわ。 (順取りしているので)ジョーンというキャラクターの基礎は娘が作らなければいけなかった。その時に監督や脚本家と一緒に、キャラクターのバックストーリーを含めいろんな話をした」と共演の感想を語ったグレンは、「娘の撮影の時は、あえて私は立ち会わなかった。母として、そういう選択をしたの」と、母親の一面ものぞかせた。

実力派キャストが集結し、男女間の機微をリアルかつ残酷にあぶり出した本作。本年度オスカーの期待もかかる注目作として、いまから公開が待ち遠しい。

文/編集部

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