ラジオ体操までダンディ!草刈正雄の地域デビュー&はじめての家事姿にデレる
NHK大河ドラマ「真田丸」で演じた豪快な戦国武将・真田昌幸役で再ブレークを果たし、“昌幸ロス”なる現象まで引き起こした草刈正雄。ダンディな魅力を放つ“ザ・イケオジ”の草刈だが、11月9日(金)に公開される主演映画『体操しようよ』では、これまでのイメージとは違う役どころに…!?
ラジオ体操をきっかけに成長していく“還暦男”の心温まる奮闘記が描かれる本作。主人公は、真面目だけが取り柄の元会社員・道太郎(草刈)。早くに妻を亡くし、一人娘の弓子(木村文乃)に任せっきりだった家事を、定年を機に一手に引き受けることに。サラリーマン生活から一転、所帯じみた主夫生活がスタートし、“地域デビュー”を果たす。
劇中では、ご近所付き合いで始めたラジオ体操で四苦八苦したり、やることもなく家にこもって無精ひげを蓄えたり、エプロン姿で料理や掃除に挑戦するも失敗したりと、意外な草刈の姿が次々に映し出される。それだけでなく、再就職先である便利屋の仕事として、牛の着ぐるみを着て店の呼び込みをするシーンも。はじめての家事や再就職、ラジオ体操での“公園デビュー”にオロオロしっぱなしの草刈の、不格好とも言えるさまはなんとも新鮮だ。
だが、“冴えない定年オヤジ”の背中から漂う哀愁や、ふと見せる優しい眼差しには不思議と惹きつけられてしまう。随所に草刈の男前な魅力がこぼれ出しており、上着をジャージにインしてラジオ体操するちょっとダサい着こなしさえカッコ良く見えてしまうのだ。
便利屋の同僚役で共演した渡辺大知も「直視できないくらいのカッコよさがあって、男として憧れます」とコメントするほど、草刈に魅了されてしまったよう。本作を観れば、ダンディな草刈の気の抜けた姿に思わず見惚れてしまうだろう。
文/トライワークス
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