平野紫耀に直撃インタビュー!King & Princeメンバーに「お前って、マジ、ゴミな」といじられる!?
LINEマンガで10代女子の人気を集めた「ういらぶ。-初々しい恋のおはなし-」を実写化した、映画『ういらぶ。』(11月9日公開)。同じマンションに住む幼なじみの女の子・優羽のことが大好きなのに、素直に「好き」と言えない“こじらせ男子”の凛を演じるのは、King & Princeの一員として今年5月にCDデビュー以来、ドラマや映画で大活躍の平野紫耀だ。あふれる恋心を隠すために“ドS”のフリをする、実は純情な男子。そんな二面性を持つ凛を演じた平野に、直撃インタビュー!
独占欲の強い“こじらせ男子”を平野はどう見る?
――凛を演じるうえで気をつけた点は?
「凛は優羽が好き過ぎて、誰にも渡したくない、触れさせたくないから彼女を罵倒したりして、調教しています。凛は、そうすることで優羽が自信や自尊心を持たないように仕向けている。でもよく考えれば、その裏側には、凛の一途な純情さとウブな性格が隠れているんです。その二面性をちゃんと演じて、観ている人たちに『凛って、実はかわいいんだなあ』と思ってもらえるように意識しました」
――凛のハンパではない独占欲の強さは、共感できましたか?
「凛は優羽を『一生隠しておきたい』って言うほどですからねえ…。それほど好きな女性がいることはステキなことだと思いますし、共感もできます。かといって、僕は凛のようなことはしないですよ!僕だったら、好きなコをあんな風に悩ませるような追い詰め方じゃなくて、もっと優しく接してポジティブにしてあげたいです」
――相手を独占しないということ?
「自信があるわけじゃないんですけど、そうしたいな、と…。でも、もし僕に彼女がいて、彼女が社交ダンサーだとしたら、踊らせたくないですね。パートナーと触れ合っちゃうから。だったら、僕がダンサーになって、彼女とタッグを組みたいです(笑)。だから女優さんとのお付き合いも、無理!キスシーンとかあったら、発狂するかもしれないので…(笑)。割り切れず、凛みたいな気持ちになっちゃうかもしれないですね」
同年代のキャストたちとの和気あいあいとした撮影現場
――映画『honey』(18)の時は、座長として共演者とゲームをしたりしてコミュニケーションを取ったとおっしゃっていましたが、今回は?
「僕はリーダーシップとかないし、座長の器じゃないですから。『みんな、やろうぜ!』というより、全員で協力し合っていい作品を作りたいというタイプなので」
――優羽を演じた桜井日奈子さんをはじめ、同年代のキャストが多かったですね。
「気がつけば自然に仲良くなっていました。僕と幼なじみ役の磯くん(磯村勇斗)がボケて、突っ込んで。恋のライバル役の(伊藤)健太郎が悪ノリして絡んで。その様子を、役柄通りにクールに見ていているのが、同じく幼なじみ役の玉城(ティナ)さん。で、桜井さんはひたすら笑っている…みたいな。そういう僕らの“わちゃわちゃ感”が、そのままスクリーンに“幼なじみ感”となって映っているような気がします」
――劇中では“美ボディ”を披露されていますが、撮影に向けてトレーニングはされました?
「特に鍛えてはいないんですけど、生まれつき、ただただ筋肉質なんです。今回はさすがに『ちょっと脱ぎ過ぎかも?』と思いました。しょっぱなの撮影から半裸でしたから!いきなり桜井さんにYシャツのボタンを留めてもらうシーンだったので、ビックリですよ(笑)」
――ファンが「キャーキャー」言うシーンですね(笑)?
「いやいや、あれは僕としても『キャーキャー』でした(笑)。ほぼほぼ初対面の人(桜井)に、いきなり朝から夕方までシャツのボタンを留めてもらっていましたから。女性にそんなことしてもらうなんて、赤ちゃん以来!お母さん以来!かなりの恥ずかしさもありつつ、凛としては堂々としていなくちゃいけなくて。実は冷や汗をかいてました」