謎の攻撃に武力行使か防衛か…『空母いぶき』から緊迫感溢れる特報映像が到着
「沈黙の艦隊」「ジパング」などの作品で知られる漫画家・かわぐちかいじのベストセラーコミックを西島秀俊、佐々木蔵之介らで映画化した『空母いぶき』(2019年公開)。今回、本作の壮大な物語を予感させる特報映像と第1弾ポスターが解禁となった。
本作は、国籍不明の軍事勢力から突如として攻撃を受け、領土の一部が占領された日本が舞台。国民の命と平和が脅かされたとき、国の舵取りを託された者、過酷な戦闘下で防衛の任に当たる者たちが何を考え、如何なる選択をするのかを真正面から描く。
今回解禁となった特報映像では、日本の窮地を救うため現場に向かう航空機搭載型護衛艦“空母いぶき”を舞台に、航空自衛隊のエースパイロットという実績から艦長に抜擢された秋津竜太(西島秀俊)と、海上自衛隊生え抜きながら副長に甘んじる新波歳也(佐々木蔵之介)の2人が、極限の選択を迫られる中での苦悩し、対立してゆく姿が描かれる。
ラストカットで激しく炎上する護衛艦の様子が事態の過酷さ物語る今回の特報映像。平和のためには武力の行使も辞さないという秋津と、防衛に徹することを主張する新波が、信念のぶつかり合いの末に導きだす答えとは…。これまで『沈まぬ太陽』(09)や『柘榴坂の仇討』(14)など重厚な人間ドラマを描いてきた若松節朗監督が手掛ける本作に、いまから期待が高まる。
文/編集部
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