強気のアンジーが2度却下した『Gravity』の主演は、一体誰の手に?
アンジェリーナ・ジョリーが、3D版SFアニメ『Gravity』の主演オファーを2度にわたって却下したが、その後釜にナタリー・ポートマンの名が浮上している。
ハリウッド・レポーター紙などの情報によれば、ハリウッドで仕事をえり好みできる俳優はほんの一部に過ぎないなか、今年初めにアンジーは、60%がCGになる同作の主演オファーを断ったそう。そこでワーナー・ブラザーズは5月から、ナタリー・ポートマン、サンドラ・ブロック、マリオン・コティヤール、ナオミ・ワッツ、キャリー・マリガン、スカーレット・ヨハンソン、シエナ・ミラーなど、大物女優たちのスクリーンテストを行ったという。
しかし、アンジー主演『ソルト』(公開中)のヒットを受け、8000万ドルという莫大な製作費を回収できる女性ヒロインを演じることができるのは、アンジー以外にありえないと考えたワーナーが、脚本などの変更を条件に再度アンジーにトライ。アンジーは、“ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を舞台にした作品での初監督”“「Queen of the Nile, Cleopatra:A Life」を映画化した作品でのクレオパトラ役がほぼ決定”しており、イギリスで放送されたミニシリーズテレビドラマ「アンフォーギヴン 記億の扉」の映画版『Unforgiven』も脚本次第で出演を決めるなど、オファーが殺到する人気者ゆえ、残念ながら2度目のオファーも却下されてしまった。現在はナタリーが最有力候補に挙がっており、脚本次第で出演を決めるそうだ。【NY在住/JUNKO】
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