新たな“クイーン・ブーム”到来か!?『ボヘミアン・ラプソディ』が2週連続首位に
重ね着する服の枚数が1枚ずつ多くなり、冬の訪れを肌身で感じ始めた11月17・18日の週末動員ランキング。そんな寒さを吹き飛ばすが如く、ランニング1枚で熱唱するフレディ・マーキュリーに日本中が熱狂している!
応援上映も開催され、クイーン熱が再燃!
前回に続いて首位をキープしたのが『ボヘミアン・ラプソディ』。土日2日間で動員26万3000人、興収3億8900万円をあげ、前週比の110%を達成。累計では約93万人、13億2000万円という記録を残している。各劇場で満席・完売が続出する中、16日からは拍手OK・手拍子OK・発声OKの“胸アツ”応援上映も開催されるなど、多くのリピーターも呼び込んでいるようだ。また、今週末の11月24日(土)はフレディの命日であり、一部の劇場ではフレディのメッセージ付きポストカードを配布予定。この新たな“クイーン・ブーム”はますます盛り上がりそうな予感だ。
初登場は3作品。BTSのドキュメンタリー映画が7位に
今回、初登場作品でトップ10にランクインしたのは3本。東野圭吾原作のミステリーを篠原涼子主演で映画化した『人魚が眠る家』は、動員11万3000人、興収1億4800万円をあげて3位に。ベニチオ・デル・トロ&ジョシュ・ブローリンの共演で麻薬組織との戦いを描いた『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』は10位につけている。
15日公開ながら、初登場7位に登場したのが『Burn the Stage:the Movie』。本作は世界的な人気を誇る韓国発のアイドルグループ「防弾少年団(BTS)」の初ドキュメンタリー映画で、全世界70カ国で公開。前売りチケットが15万枚を突破し、公開初日から4日間の累計動員数で23万人を記録している。
既存作品は安定して大きな変動はなく、『ヴェノム』が2位、『スマホを落としただけなのに』は4位をキープ。『GODZILLA 星を喰う者』は6位から8位へ順位を下げるも、2週続けてトップ10入りを果たしている。
今週末は、いよいよ『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』が公開。ユニークな魔法動物たちはもちろん、若き日のダンブルドアが登場するなど、より『ハリー・ポッター』シリーズを意識させる作品となっている。ファンの強い後押しを受けて『ボヘミアン~』の牙城を崩せるか要注目だ!
文/トライワークス
1位 ボヘミアン・ラプソディ
2位 ヴェノム
3位 人魚の眠る家
4位 スマホを落としただけなのに
5位 ういらぶ。
6位 映画HUGっと!プリキュア・ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ
7位 Burn the Stage:the Movie
8位 GODZILLA 星を喰う者
9位 旅猫リポート
10位 ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ
※興行通信社調べ