玄田哲章『バンブルビー』で続投決定!東京コミコンで「声、入れました」と発表

イベント

玄田哲章『バンブルビー』で続投決定!東京コミコンで「声、入れました」と発表

「トランスフォーマー」シリーズのはじまりを描く映画『バンブルビー』(19年3月22日公開)のスペシャルトークイベントが12月1日、千葉・幕張メッセで開催中の「東京コミコン2018」で行われ、シリーズを通して日本語吹替版でオプティマス・プライムの声を担当している声優の玄田哲章が登壇。「出番はしっかりあります!」と本作にもオプティマス・プライムが登場していることを明かし、「声、ちゃんと入れました」とすでに収録も終えていることを告白。初参戦となった東京コミコンで、大いに会場を沸かせた。

シリーズきっての人気キャラクター・バンブルビーを主人公に、『トランスフォーマー』(07)でバンブルビーがサムと出会う以前の80年代にさかのぼって、これまでに語られることのなかったエピソードを明らかにする本作。自分の居場所を見つけられない思春期の少女・チャーリー(ヘイリー・スタインフェルド)と、ドジだけど優しいバンブルビーが壮大な冒険を繰り広げる姿を描く。

80年代に人気を博したアニメ版から作品に関わり続けており、本シリーズに参加して34年になるという玄田。実写版のスタート時には「(オプティマスは)誰がやるんだろうと思った。もちろんやりたかったけれど、オーディションがあるとのことで。ぜひ参加させてくれと、オーディションテープを録りました」と臨んだそうだが、「なおかつ、日本のファンの皆さんが『オプティマスは玄田哲章じゃないと』とすごく応援してくださった。そのおかげで決まった」と背中を押してくれたファンに感謝していた。

撮影中のメイキング風景を収めた特別映像や予告編が上映されると、「わくわくするねえ」と大きな笑顔を見せた玄田。完成作は「トランスフォーム、ガンガンやる!」と変形シーンも満載だそうで、「バンブルビーと少女の関わり方がとてもいい。せつなくなったり、楽しくなったり、いろいろな要素が盛り込まれている。バンブルビーが愛らしくて、お茶目なんですよ」と愛情たっぷりに印象を語っていた。

またステージにはバンブルビーの着ぐるみも駆け付け、玄田と握手。バンブルビーが「劇場で待ってるよ!」と声を出すひと幕もあり、これには玄田も「お前、しゃべるの!?」と慌てながら、「実はなぜバンブルビーが声を失ったか、その謎が明かされます」と本作の展開をチラリと暴露。「頼むよ!劇場に!」と会場に訴えながら、「トランスフォーム!」と絶叫すると、ファンからも大歓声が沸き起こっていた。

取材・文/成田 おり枝

作品情報へ

関連作品

  • バンブルビー

    4.0
    3241
    シリーズ第1作以前の1980年代を舞台に描く『トランスフォーマー』スピンオフ作品
    Prime Video U-NEXT Hulu

関連記事