ディズニーキャラ大集合の『シュガー・ラッシュ』続編!『ズートピア』監督が明かすネットが舞台のワケとは?
ゲームセンターに設置されているアーケードゲームの世界の大冒険を、ディズニーが描いた『シュガー・ラッシュ』(12)の続編『シュガー・ラッシュ:オンライン』が、12月21日(金)より公開となる。現代人にとって身近で欠かせないインターネットの世界を舞台とした本作から、誰も見たことのないネットの中を具現化した大興奮の映像が公開された。
好奇心旺盛なレーサーのヴァネロペと、ゲームの悪役だが実は心優しいラルフの主人公コンビが、レースゲーム「シュガー・ラッシュ」の危機を救うべく、インターネットの世界に迷い込み…という本作。今回の映像は、人気サイト「OH MY DISNEY」へと向かうシーンから幕を開けるもので、そこでは、『トイ・ストーリー』シリーズのバズがおなじみのセリフ「無限のかなたへ!」と言いながらノリノリでポーズをとっていたり、プリンセスが勢ぞろいしていたりと、ディズニーの人気キャラクターたちが大集結。
しかし、そんな夢のような光景にも、ヴァネロペは「プリンセスとアニメキャラ?ダサすぎる」と爆弾発言!それを聞いていた「くまのプーさん」のイーヨーが「ひどいですね」と落ち込んでしまうという、キャラクターの特徴を生かしたギャグには、思わずクスリとさせられてしまう。
この場所で、ヴァネロペは、ラルフの最新動画がアップされているサイトへユーザーを集めようと、ポップアップ広告(サイト閲覧中に手前に出てくる広告)を片手に行動をスタート。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(17)のベビー・グルートへの質問コーナーや白雪姫と友達になれるコーナーといった人気コンテンツに潜りこみ、巧みにユーザーを増やしていたが、警備をしていたストームトルーパーに見つかり「ポップアップ許可は得ているか?勝手に宣伝しているな?」と追いかけられる羽目に…。その際の流れる音楽におなじみ「帝国のマーチ」がかかるなど、ディズニーだからこそ描けたなんでもありな世界にはワクワクしてしまうだろう。
本作では、魅力的なネット世界に心を踊らせるヴァネロピとは対照的に、早くゲームの世界に戻りたいと思うラルフ、2人の友情に危機が訪れていく。『ズートピア』(16)に引き続き、本作でメガホンを握っているリッチ・ムーア監督は「ラルフとヴァネロペがインターネットという巨大な世界に行ったら、新たなおもしろい関係や危機などが生まれると思ったんだ」と物語の舞台をゲームからネットへ移したワケを説明。
さらに「ラルフは自分がどう思われているのかをすごく気にするタイプで、周りがラルフを悪者だと思えば、自分は悪者だと思ってしまう。そんなラルフには、インターネットはとても危険な場所で、現実世界と同様に中傷されることもある。大事なのは自分が愛する人を信じること。それをラルフは学んでいくんだ」 とさらなる理由を明かしている。
アーケードゲームを飛びだし、インターネットという無限の可能性を持つ世界で繰り広げられる大冒険は、前作よりもパワーアップ。また、有名キャラクターの出演など、ディズニー作品ならではの遊び心満載なポイントにも注目だ!
文/トライワークス