神木隆之介が浜辺美波&中村倫也の“ワトソン”に? 衝撃ミステリ『屍人荘の殺人』が映画化
独創的なトリックが有栖川有栖、綾辻行人ほか人気作家から絶賛され、「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリーベスト10」「本格ミステリ・ベスト10」「第18回本格ミステリ大賞」と17年の国内主要ミステリーランキングで1位を獲得。デビュー作としては史上初の4冠を達成した今村昌弘による小説「屍人荘の殺人」が映画化されることが決定し、スタッフ、キャストが発表された。
物語の舞台は山奥に佇むペンション。主人公の葉村と、その先輩である明智は“探偵少女”の剣崎に誘われ、大学生サークルの夏合宿に参加する。ペンションで起こる連続殺人に、逃げ場のない恐怖。完璧な密室のなかで葉村、明智、そして剣崎は謎を解き明かし、生き残ることができるのか…。
本作の主演を務めるのは、若干25歳にして20年以上のキャリアを持ち、最新作『フォルトゥナの瞳』(19年2月15日公開)を控える実力派、神木隆之介。ミステリー愛好会に所属し、強引な“探偵たち”に翻弄される大学生の葉村譲を演じる。ワトソンのごとく探偵の助手として、絶体絶命の状況に立ち向かうという役どころだ。
卓越した推理力で警察からも信頼される女子大生探偵の剣崎比留子を演じるのは、昨年『君の膵臓をたべたい』で初主演を飾り、いまやひっぱりだこの浜辺美波。さらに、今年映画ファンに熱狂的な支持を受けた『孤狼の血』では狂気に満ちた極道を、連続テレビ小説「半分、青い。」では“ホイップ系男子”を演じて話題になるなど人気急上昇中のカメレオン俳優・中村倫也が、葉村を振り回すミステリー愛好会の会長・明智恭介に扮した。
監督は「ATARU」「99.9 -刑事専門弁護士-」などの人気ドラマを手掛けた木村ひさし、脚本では「TRICK」「金田一少年の事件簿」など推理ものの脚本に定評のある蒔田光治が参加する。
撮影は19年1月から2月にかけて行われるとのことで、盤石の布陣が贈る、新感覚ミステリー大作の誕生に期待したい!