平原綾香、映画でもメリー・ポピンズに!ミュージカル界を代表する俳優陣が集結
第76回ゴールデン・グローブ賞で<ミュージカル・コメディ部門>の作品賞をはじめ、4部門にノミネートされた『メリー・ポピンズ リターンズ』(19年2月1日公開)。このたび本作の日本語吹替版を担当する声優が発表され、メリー・ポピンズ役には平原綾香が、マイケル・バンクス役には谷原章介が抜擢された。
64年に公開され、第37回アカデミー賞で13部門ノミネート&5部門受賞を果たした名作『メリー・ポピンズ』の、半世紀以上ぶりの続編となる本作。今年日本で初上演されたミュージカル版でメリー・ポピンズを演じた平原は、持ち前の圧倒的な歌唱力と英国淑女らしい厳格でウィットに富んだ台詞回しで大絶賛を獲得。今回の日本語吹替版で再び抜擢された。
平原は「ミュージカルを演じさせていただいたので、映画が公開されることにワクワクしていたのですが、まさか自分がメリー・ポピンズの声を演じることができるとは思っていなかった。最高に幸せです!」と喜びのコメント。本作で新たに披露される9曲のミュージカルナンバーへの自信ものぞかせた。
また、メリー・ポピンズがやってくるバンクス家の長男で、3人の子どもを持つシングルファザー、マイケル役を演じる谷原は、本作で洋画吹替え声優に初挑戦。「マイケルというキャラクターが常に悩みを抱えているので大変でした」と語る谷原は、ミュージカルシーンにも初挑戦。多彩な才能の持ち主である谷原が、どんな演技を見せているのか楽しみだ。
ディズニーにとって特別な作品でもある本作。吹替え声優のキャスティングは30年以上にわたりディズニー・キャラクター声優監修の最高責任者であるリック・デンプシーの指揮のもと決定。収録現場に立ち会ったデンプシーは、平原が演じるメリー・ポピンズについて「イメージにぴったりだったよ!演じているエミリー・ブラントとうまく一体化しつつ、彼女自身のメリー・ポピンズを演じてくれた」と大絶賛。
また、平原と谷原の他にもメリー・ポピンズの友人・ジャック役に岸祐二、マイケルの姉・ジェーン役に堀内敬子、メリー・ポピンズのまたいとこ・トプシー役に島田歌穂、マイケルの息子・ジョン役に加藤憲史郎と、ミュージカル界の第一線で活躍する俳優陣が集結。彼らの歌声と演技を、是非とも劇場で堪能してほしい!
文/久保田 和馬