内山理名、包み込んでくれる男性なら上司でも恋愛OK!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
内山理名、包み込んでくれる男性なら上司でも恋愛OK!

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内山理名、包み込んでくれる男性なら上司でも恋愛OK!

内山理名と韓国の実力派俳優キム・ウンス共演のラブストーリー『遠くの空』の初日舞台挨拶が9月25日、新宿K'sシネマにて行われ、内山理名、黒田福美、井上春生監督の3名が登壇した。

本作は、韓国で働くことを目標とする女性・松木美江(内山理名)が、若き頃の母親と同じ男性・柳正培(キム・ウンス)を好きになったことにより、悲しい恋と運命に翻弄されていく。決して許されないふたりの恋の行方と共に、民主化を求める学生や市民が軍隊と衝突した1980年の光州事件にも焦点を当てる。

本作で主演を務めた内山理名は「『遠くの空』のように、この人ともう一度会いたい、この人のことをもっと知りたい、知って欲しいと思うことは恋なの?と思う時もありますが、あれ?やっぱり違ったかも?という時もありますね(笑)。上司との恋愛は今まで経験ないですが、でもキムさんのような包み込んでくれる男性ならありですね!」と自らの恋愛観を語った。黒田福美は「キムさんとふたりでハングルを話すシーンがあったんですが、キムさんと相談して、翻訳のハングルを生きたハングルのセリフに変えていきました。私は4世紀半、韓国について携わってきたんですが、その原動力はまさに在日でした。韓国の歴史的事件、在日の問題について描いた映画を創りあげたことは快挙だと思います。キムさんは実際に光州事件を体験されているので、特にこの作品には熱い思い入れがありました。私が演じた秋子は、光州事件から時が止まっていた。でもユウと出会ってまた時が動き出したんです。こんな家族も本当にあったのかもしれないなあと思いながら見てていただけたら嬉しいです」と、長らく韓国に携わってきたからこその思いを込めて作品をアピール。最後に井上春生監督が「『遠くの空』、そして光州事件を通して、今自分たちがどういう時代に生きているのか、考えてもらえればなと思います」と話し、「僕は今twittetを始めたんですが、さっき司会の方が携帯の電源は切るようにとおっしゃっていましたが、今から僕が解除しますので、皆さんも是非今からつぶやいてください。『内山さん可愛い!』とか『黒田さん最高!』とか。そして最後に『遠くの空』っていれてもらって『新宿K'sシネマ』って必ず入れるようにしてください!」と、今日の舞台挨拶を猛プッシュしながら締めくくった。【MovieWalker】

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