22年ぶりの復活!「男はつらいよ」シリーズ最新作に池脇千鶴、桜田ひよりら追加キャスト13名
「男はつらいよ」シリーズ第1作の公開から50周年を迎える2019年、シリーズ50作目となる新作『男はつらいよ50 おかえり、寅さん(仮)』が公開される。すでに、倍賞千恵子らお馴染みメンバーの出演が発表されている本作から、このたび、山田組初参加となるキャストを含めた13名の豪華出演者が新たに解禁された。
前作『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』(97)以来、22年ぶりとなる新作は、車寅次郎の甥・満男と、満男がかつて思いを寄せたイズミのその後の物語。別々の人生を生きてきた2人を軸に、さくらや博、そしてくるまやを囲む人たちが描かれる。既に出演が発表されている倍賞千恵子、前田吟、吉岡秀隆、後藤久美子、夏木マリ、浅丘ルリ子に加え、今回新たに発表されたのは13名。
まずは、小説家となった諏訪満男(吉岡秀隆)の編集担当・高野節子役に池脇千鶴。満男の娘・諏訪ユリ役に、桜田ひより。山田組初参加となった2人は、満男が軸となっている物語の今作で、重要な役どころを演じている。人気シリーズへの出演決定について、池脇は「すごくびっくりしましたし、嬉しかったです」、桜田は「受かった時は飛び跳ねて喜びました!家族はもちろん、祖母が特に喜んでくれました」と、どちらも喜びをあらわにした。
そして、シリーズでお馴染みの、朝日印刷タコ社長の娘・朱美役に美保純、柴又帝釈天題経寺の寺男・源公役に佐藤蛾次郎、新しくカフェになったくるまやの店長・三平役に北山雅康、これまでのシリーズでさまざまな役を演じていた笹野高史は新たな御前様として、第37~41作でエキストラとして参加していた出川哲朗も出版社の社員・山中役として出演。
また、山田組初参加で、節子(池脇千鶴)が勤める出版社の編集長・飯田役にカンニング竹山、書店の客に濱田マリ、ケアセンターの職員に林家たま平、と多才な面々が揃うことになった。
さらに、山田組常連となっている橋爪功が、イズミ・ブルーナ(後藤久美子)の父親・及川一男役で、小林稔侍が満男の義理の父親・窪田役で、立川志らくが劇中でも噺家として出演する。
本作のプロデューサー・深澤宏も「これまでシリーズを見てくださっていた皆さまには感謝を込めて、また、初めて『男はつらいよ』をご覧になる方々には本作をきっかけにファンになっていただける、50周年にふさわしい作品」と太鼓判を押す最新作は、19年12月27日(金)より公開。