歴代プリンセスによる自虐ネタがとまらない!? 『シュガー・ラッシュ』豪華共演シーンが解禁

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歴代プリンセスによる自虐ネタがとまらない!? 『シュガー・ラッシュ』豪華共演シーンが解禁

人間たちが知らないゲームの裏側の世界を舞台に、ゲームキャラの冒険と友情を描いた大ヒット作『シュガー・ラッシュ』(13)。その最新作として21日より公開が始まり、週末動員&興行収入ランキングで初登場1位を獲得した『シュガー・ラッシュ:オンライン』から、大きな反響を呼んでいる“プリンセスの豪華共演シーン”が到着した。

解禁されたのは、主人公でプリンセスのヴァネロペが、インターネットの世界で“プリンセスの部屋”に迷い込んでしまったシーン。パーカーにミニスカートというプリンセスらしからぬヴァネロペを見て、シンデレラはガラスの靴、ジャスミンは魔法のランプなど、それぞれのモチーフを武器にして戦闘態勢へ。

本物のプリンセスだと確かめるため、彼女たちはプリンセスに必要な条件を次々に質問していく。アリエルからの「海の魔女と取引して、自分の声を差し出す代わりに人間の足をもらったんじゃない?」という質問に「まさか!そんなことする人いないよ!」と驚くヴァネロペ。さらに白雪姫の「真実の愛のキスはした?」という質問には、「うげっ!キモーい」とバッサリ。まさに自虐ネタが満載のユーモアに溢れるシーンとなっているが、ラプンツェルの「じゃあ一番大事な質問。男の人がいなければ何にもできない女の子だとみんなに思われてる?」という質問にヴァネロペが「そう!それってムカつくよね」と答えると、彼女たちは“本物のプリンセス!”と認める。

時代の変化と共にディズニーのプリンセス像も変化しているが、特にヴァネロペは王子様がいるわけでもなく、自分の意志で自分の夢に向かっていく。大親友のラルフと友情に危機が訪れてもやりたいことに進んでいくヴァネロペの姿は、まさに現代の女性像を反映させた新しいプリンセス像かもしれない。

このシーンが誕生した裏話を、フィル・ジョンストン監督はこう明かす。「自虐的な笑いとプリンセスたちを心から敬意を持って描くことのバランスを見出す必要があったけれど、プリンセスがいる部屋に行くというアイデアは初期の構想からあって、とてもユニークでおもしろいものだと思ったよ。さらにこのシーンは、ヴァネロペが成長して大人になってゆく道のりを描くストーリーにおいて、成長に不可欠なものとなっている」。

実は背景にも小ネタが満載。後ろにあるのは各プリンセスの化粧台で、ラプンツェルの所には絵具箱、ベルは本、アリエルは燈台、オーロラ姫は糸巻など、それぞれが大切にしているものが置かれているのがわかる。

大ヒット上映中の『シュガー・ラッシュ:オンライン』。まだ観ていない人はもちろん、もう鑑賞した人もこだわりの小ネタを探して見直してみるとおもしろいかもしれない。

文/編集部

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