橋本環奈、人生最大の決断は「上京」杉咲花らと純白ドレスで登場!
冲方丁の同名小説を映画化した『十二人の死にたい子どもたち』(1月25日公開)のジャパンプレミアが1月9日にヒューリックホール東京で開催され、杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗、堤幸彦監督が登壇。登場人物たちが大きな決断をする映画の内容にちなみ、それぞれが「人生の決断」を明かした。
集団安楽死を求めて集合した見知らぬ12人の未成年たちが、13人目の死体に遭遇したことから、互いの真意を探り合うこととなる姿を描く密室サスペンス・エンタテインメント。この日はメンバーが真っ白な衣装に身を包んで登場した。
司会から「いままでの人生における、大きな決断は?」と聞かれた杉咲は、「日々、決断している。1日に3回しかないご飯を食べる時間が、とても大事。なにを食べるかを真剣に悩む」と告白。「サラダを食べた時に、ドレッシングをなににしようかなと思って、いろいろあるなかから選んだ」そうだが、折り曲げるとドレッシングが出てくる使い切りタイプのものを「初めて使った」という杉咲は、失敗して「ドレッシングを浴びてしまった」とか。
北村が「決断の話!?」と笑うなど、杉咲のかわいらしいトークに盛り上がるなか、新田は「ロスで生まれ育ちまして。日本に拠点を移して、役者をやっていくと決断したことが、人生の一番の決断」とキッパリ。「悩みませんでした。決断する時はすぐに決める派。正解で、いい決断をしたと思っています」と充実の表情を見せていた。
すると北村も「僕も18の時に、大学に行くか、役者をするかの選択があった。それは決断でした」と述懐し、「芸能1本でやると決断して、すぐに真剣と出会いました。それが初めての出会い。そこから自分にとっては大きな作品にたくさん出会えて、いまとなってはすごくいい決断したなと思います」としみじみ。「その当時の真剣は、会話の途中に英語まじりまじりになっていた」と語っていた。
「福岡から上京するというのは、いままでの人生のなかでは一番大きな決断だったのかなと思います」と切り出したのが、橋本。「ざっと、潔く決断しました」と笑顔を弾けさせるなど、それぞれが充実感いっぱいの様子だった。
取材・文/成田 おり枝