患者がワケもなく死亡!?“世界7大心霊スポット”にも選ばれた韓国の廃病院が怖すぎ!
「理由もなく入院患者が死んでいく」「院長が患者たちを対象に生体実験をした」——。数々の恐ろしい噂が絶えなかった病院が韓国に存在する。そんな心霊スポットを題材とした映画『コンジアム』が、3月23日(土)に公開となる。
その場所とは、20年以上前に廃業し、いまもまだ廃墟として、京畿道広州市に実在する昆池岩(コンジアム)精神病院だ。2012年、CNNが選ぶ「世界7大心霊スポット」にも、日本の青木ヶ原樹海や軍艦島と共に選出されており、世界的にも有名。年間1000人が訪れるほどの人気で、韓国のテレビ番組などでも取り上げられたことがある心霊スポットなのだ。
映画は、ホラー系Youtubeチャンネルで人気のグループ“HORROR TIMES”のメンバーが、参加者を募った一般人と共に心霊スポットをくまなく探索する様子をライブ中継しようと、廃病院に潜入。用意した演出なども功を奏し、視聴者数もぐんぐん伸びるが、探索が進むにつれて、想定を超えた原因不明の怪奇現象が連発し、泣き叫びながら逃げ惑っていた矢先、“402号室の呪い”の真実に触れてしまい…というものだ。
近年のホラー映画の定番となっているP.O.V(主観視点)で撮影されており、彼らの視線と恐怖に怯える生々しい表情を捉え、その恐怖を追体験できる。しかも実際に多くのシーンを俳優たちが撮影するという驚きの手法がとられており、臨場感はケタ違いとなっているのだ。
韓国では『箪笥』(03)に次ぐ、歴代ホラー第2位の興行をあげる大ヒットとなった本作。フィクションとは思えない恐怖を、ぜひ体験してみてほしい…!
文/トライワークス
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