清原果耶、16歳。“思春期のゆらゆら”を抱え、悩み抜いた熱演を山田孝之プロデューサーも絶賛
俳優・山田孝之が初めて映画の全面プロデュースに挑んだ『デイアンドナイト』(1月26日公開)で、ヒロイン・大野奈々役を務めた清原果耶。オーディションで同役を勝ち取った清原の圧倒的な存在感は、山田や企画・主演の阿部進之介、藤井道人監督も認めるところだ。2019年、さらなる飛躍を遂げるであろう清原に、本作の撮影秘話や、奈々役に懸けた想いについて話を聞いた。
主人公は、父親が自殺し、残された負債の金策に回るため、故郷へ戻ってきた明石幸次(阿部)。児童養護施設「風車の家」のオーナー、北村健一(安藤政信)は、そんな明石の事情を知ったうえで、自らの“仕事”に明石を招き入れる。施設で働き始めた明石は、17歳の少女・大野奈々(清原)と出会い、互いに心を開いていく。
NHK連続テレビ小説「あさが来た」(15)で鮮烈な女優デビューを果たし、映画「3月のライオン」シリーズで、同世代の若手女優のなかで頭角を現した清原。1月6日放送のスペシャルドラマ「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」(フジテレビ)を皮切りに、映画は本作と、ヒロインを演じた『愛唄 ー約束のナクヒトー』(1月25日公開)で幕を開ける。昨年の初主演ドラマ「透明なゆりかご」(NHK)では、透明感あふれる表情をたたえ、命の重さを世に問うた彼女が、本作では“人間の善と悪”という難題と向き合う。
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「奈々という役柄をなかなかつかめなかった」清原果耶の葛藤
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