カルトSFから『グレムリン』スピルバーグのドキュメンタリーまで…『レディ・プレイヤー1』をひも解く作品が一挙放送!
スティーヴン・スピルバーグ監督が手掛け、全世界での興行収入が581億ドルという大ヒットとなったSF大作『レディ・プレイヤー1』(18)。日本人キャスト森崎ウィンの出演も話題となった本作の1番の特徴と言えば、様々な映画やゲームなどポップカルチャーからのオマージュがてんこ盛りということだろう。そんな本作を味わい尽くすようなラインナップが、BS10スターチャンネルで放送される。
アーネスト・クラインの小説「ゲーム・ウォーズ」を原作とした『レディ・プレイヤー1』は、オアシスと呼ばれる仮想現実世界を舞台に、この世界の創始者ハリデーが残した遺産をめぐる大冒険が繰り広げられていく。映画やゲームのキャラクターが、オアシス内のアバターやアイテム、舞台として多数登場し、日本からも「AKIRA」のバイクや「ストリートファイター」の春麗、サンリオのハローキティなど、様々なポップカルチャーのアイコンがスクリーンを彩った。
1月25日(金)21時からの『レディ・プレイヤー1』テレビ初放送では、そんな本作に登場したキャラクターや、着想元となっている作品も一挙オールナイトにて放送。例えば、原作者のクラインが続編を二次創作して知名度を上げるきっかけとなり、本作内でも主人公がヒロインとの初デートで選んだスーツの元ネタとして登場する『バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー』(84・未)。天才脳神経外科医であり人気ロックバンドのボーカルである主人公が、ひょんなことから8次元に迷い込み、地球侵略を狙う異星人との戦いを繰り広げる。
このカルト的人気SFを筆頭に、凶暴化したモグワイが『レディ・プレイヤー1』にも登場した『グレムリン』(84)や、チャッキーがオアシス内の最終決戦で、誰これ構わず攻撃する危険なアイテムとなった『チャイルド・プレイ』(88)、主人公の仲間の1人のアバターとして最終決戦に登場して活躍した『アイアン・ジャイアント』(99)など。さらにハリデーの過去を収めたライブラリーのデザインの元とされる図書館が登場する『ブレックファスト・クラブ』(85)といった名作まで一気に放送する。
また、J.J.エイブラムスやトム・クルーズ、ハリソン・フォードといったそうそうたる顔ぶれのスターや映画人にインタビューを行ってスピルバーグ映画の秘密に迫ったドキュメンタリー『スピルバーグ!』(17)もあわせて放送される。
数多くのオマージュが登場するため、観直したくなること必至の本作。元ネタとなっている作品を知れば、込められた意味が理解できて映画をより楽しめることだろう!
文/トライワークス
日時:1月25日(金)21:00~ オールナイト一挙放送
2月3日(日)8:30~ 一挙放送
2月12日(火)~2月14日(木)21:00~ 2作品づつ連日放送
■『スピルバーグ!』
日時:1月25日(金)18:00〜
2月1日(金)17:50〜
2月14日(木)2:00〜
URL:www.star-ch.jp