ボブ・ディランの癒しの歌声で包まれる『七つの会議』特別映像が期間限定で解禁!
池井戸潤の同名クライムノベルを、「半沢直樹」や「下町ロケット」など池井戸作品のテレビドラマ化を次々に大成功へと導いてきた福澤克雄監督のメガホンで映画化した『七つの会議』が、いよいよ2月1日(金)より公開される。このたび本作の主題歌であるボブ・ディランの名曲「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」が流れるスペシャル映像が期間限定で解禁された。
本作はある中堅メーカーを舞台に、営業一課の万年係長でぐうたら社員の八角が、トップセールスマンである課長の坂戸をパワハラで訴えたことからはじまる騒動と、その先に隠されていた会社の存続をも揺るがす秘密と闇を描き出す濃厚なヒューマンドラマ。八角役を演じる野村萬斎を筆頭に、香川照之や及川光博、片岡愛之助、立川談春ら超豪華キャストが集結したことでも注目を集めている。
このたび解禁された特別映像はボブ・ディランの名曲をバックに、初公開となる映像をふんだんに取り入れた仕上がりに。「嵐が来て、海が荒れても 後悔だらけの道のりだったとしても 変化の風は必ず吹く 強く、自由に あなたはまだ知らないだけ 私みたいな人のことを」と訳すことができる歌詞が、豪華キャストたちの熱演で織りなされる壮絶なヒューマンドラマを包み込んでいく。
この楽曲を主題歌に選んだのは、本作をはじめこれまで製作された池井戸原作のドラマを手がけてきた伊與田英徳プロデューサー。若い頃からディランのファンで、いつかディランの歌を使ってみたいという想いが結実。過去にビリー・ジョエルやガース・ブルックス、アデル、エド・シーランといった錚々たるアーティストたちがカバーしてきたこの楽曲は“愛の歌”として知られているが、オリジナルのディランの歌にはより広範に渡って人を包み込む優しさと癒しがあると感じ、“闘いを終えた人々”への鎮魂歌に決定したとのこと。
映画本編を観る前に観て、未知のストーリーとキャスト陣の熱演に想いを馳せるか。それとも本編を観た後にもう一度ボブ・ディランの歌声を噛みしめながら振り返るか。どちらの楽しみ方もできる特別映像は、本日から3か月間の限定公開となっている。
文/久保田 和馬