登坂広臣&中条あやみにインタビュー!“運命の恋”の相手の印象は?
運命の恋を通して、新たな自分を発見。今後の野望も明かす!
運命の恋に身を投じた2人。登坂にとって本作は、約5年ぶりの恋愛映画への参加となった。登坂は「僕はお芝居の経験があまりないので、自分のことを役者だなんて全然思っていないんです。お芝居の現場はチャレンジすること、発見することばかりですし、すべてが初めての経験のよう。やるたびに大変さ、難しさを感じていますが、自分としては一生懸命やることしかできない。だからこそ、いつも新鮮な気持ちで挑んでいます」と役者業への率直な想いを吐露。
さらに「表現方法は違えど、歌もお芝居も人になにかを“伝える”ということは一緒。お芝居の経験が、歌のパフォーマンスに活きることもあると思います」と三代目 J SOUL BROTHERSとしてのパフォーマンスに影響があるという。「お芝居の現場を経験したあとは、グループのメンバーや近くにいるスタッフから『歌も変わったし、パフォーマンスもすべて変わった』と言われたことがあって。自分で自覚はないんですが、長年いつも一緒にいる仲間たちがそう言うということは、自分のなかでも変化や、持って帰れているものがあるんだなと思って。僕のファンの方も、ステージで見た時にそう感じている方もいるのかもしれないですね。もしそういったものがあるなら、とてもうれしいです」。
中条は「『雪の華』という世界で、美雪として生きられたことはとても貴重な経験。美雪を演じていて、いままでに味わったことのない感情を発見しました。本作を通して、新しい体験をさせてもらいました」と告白する。「余命1年を宣告された美雪は、“期間限定の恋”をしようとします。もちろん私は、そんなふうに考えたことはなかったし、美雪を通して世界や家族を見ると、また違った目線で物事が見えてきました。美雪を演じたことで、日々を大切に生きないといけないなと気づかせてもらいました」。
新たなチャレンジを重ねている彼らだが、もしも自由にアイデアを出していいとしたら、次にどんなことをやってみたいだろうか?すると登坂は「『アベンジャーズ』みたいな作品に出たい!」、中条は「じゃあ私は『ワイルド・スピード』!」と話して、2人揃って大爆笑。「どっちの夢が先に叶うかな?」と微笑み合うなど、最後まで絶妙なコンビネーションを見せていた。
取材・文/成田 おり枝