前作へのオマージュがいっぱい!メリー・ポピンズが舞い降りる本編シーンをスペシャル公開!

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前作へのオマージュがいっぱい!メリー・ポピンズが舞い降りる本編シーンをスペシャル公開!

2月1日に日本公開を迎え、初日から3日間で観客動員20万人、興行収入2億6000万円を記録する好スタートを切った『メリー・ポピンズ リターンズ』(公開中)。ディズニー映画史上に残る名作『メリー・ポピンズ』(64)の約半世紀ぶりの続編である本作から、このたびメリー・ポピンズの代名詞とも言える、華麗な初登場シーンを特別に公開。

本作の舞台は前作から約20年後のロンドン。バンクス家の長男マイケルは大人になり、父や祖父と同じフィデリティ銀行で職に就くものの大恐慌のあおりを受けて金銭的な余裕もなく、さらに妻に突然先立たれるなど窮地に陥っていた。そんな彼と幼い子どもたちの前に、空からメリー・ポピンズが舞い降りてくる。そして彼女は、一風変わった方法で子どもたちに人生を楽しむことを教えていく。

このたび到着した映像は、エミリー・ブラント演じるメリー・ポピンズがバンクス家にとって大切な“凧”を持ちながら、エレガントに空から舞い降りてくる本作の重要な一場面。前作でも象徴的なシーンとして描かれたこのシーンを見ると、前作で大女優ジュリー・アンドリュースが演じたあの“メリー・ポピンズ”がそのままの姿で帰ってきたと思わずにはいられないことだろう。

この世界的に有名なキャラクターを抜群の演技力で演じ切ったエミリーは、このシーンについて「風変わりで演じるのがとても楽しかった!」と笑顔で振り返り「でも空から降りてくるシーンはワイヤーでつながれていて、約15メートルの高さから同じポーズを保っていなければならなくて、死んだらどうしようってすごく怖かったけどね」と明かしている。

本作の劇中には他にも、鏡に映ったメリー・ポピンズと現実の彼女が違う動きを見せたり、実写とアニメーションが融合する演出など、前作のオマージュが盛りだくさん。「間違いなく1作目にあったものが登場する」と語るエミリーは「お隣の大砲やロンドンの大時計、もっと細かいところだと実際に前作で使用されたドレッサーやちょっとした小道具がたくさん。そういうものを探すのも楽しいと思う」とコメント。まだ本作を観ていない人はもちろんのこと、すでにメリー・ポピンズの“魔法”にかかったという人ももう一度、前作との共通点やオマージュを探しに劇場へ足を運んでみてはいかがだろうか。

文/久保田 和馬

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