木城ゆきとが『アリータ』イラストを書き下ろし!キャメロンらのコメント入り特別映像も

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木城ゆきとが『アリータ』イラストを書き下ろし!キャメロンらのコメント入り特別映像も

SF漫画の最高峰として語り継がれる木城ゆきとの伝説の漫画「銃夢」を、巨匠ジェームズ・キャメロン製作・脚本で映画化した『アリータ:バトル・エンジェル』(2月22日公開)。このたび、原作者の木城ゆきとが本作のために描き下ろしたコラボビジュアルと、キャメロン、木城、ロドリゲス監督らのコメントが入った特別映像が解禁となった。

木城は、完成した作品を観て「漫画の核心の部分が、見事に継承されていたと思いました。見かけだけではなく、キャラクターの心の動きや存在理由といったものも含めて、ちゃんと映画で反映されていて、非常に嬉しかったです」と太鼓判を押す。

そんな木城が描き下ろしたビジュアルでは「CGに置き換えなくてもそのままアリータで通用するんじゃないか?」と思ったというローサ・サラザール演じるサイボーグの少女・アリータが、伝説のダマスカス・ブレードを手に決死の表情を浮かべている。その背景には天空に浮かぶユートピア都市“ザレム”と、ザレムから排出された廃棄物が山をなす荒廃した“アイアンシティ”(別名:クズ鉄町)が夕日に照らされ美しく輝いており、分断された世界の隠された秘密に期待が高まるビジュアルとなっている。また本ビジュアルは、シリーズ最新作「銃夢火星戦記」連載中の「イブニング」で、2月12日(火)発売号の表紙を飾ることが決定。

実際にアイアンシティのセットを訪れた木城は「理解していない人が作ると、クズ鉄町はただ陰惨で暗く危険なイメージのディストピアになってしまうところですが、本作のスタッフは、僕がクズ鉄町でなにを描きたかったのかちゃんとわかっている…!! 映画のアイアンシティはとても楽しそうで自分も住みたい」と笑顔に。

映画化を20数年に渡り構想し続け、本作の脚本とプロデュースを担当したジェームズ・キャメロンについて、木城は「キャメロン氏に映画を作ってもらったのは、ものすごく光栄です」と語っている。さらに、「ロドリゲス監督がメガホンをとると聞いて驚いたのですが、すごく好きな監督なので嬉しい」というコメントと共に、バトルロイヤルゲーム“モーターボール”での躍動感溢れるアクションシーンが映し出され、漫画とは一味違ったアリータの姿を確認することができる。

原作者もお墨付きの本作は、「銃夢」の世界を映画としてどのように表現しているのか。製作陣から到着した熱いコメントで、公開までの期待が一層高まる。

文/編集部

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