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ルーカス監督に『スターウォーズ』シリーズ3D版製作を促したのはキャメロン監督

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ルーカス監督に『スターウォーズ』シリーズ3D版製作を促したのはキャメロン監督

『スター・ウォーズ』シリーズ全6作品が3D版としてよみがえり、2012年の『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』(99)を皮切りに、1年ごとに6作品が順次劇場公開されることが発表されたが、ジョージ・ルーカス監督に3D版製作を積極的に薦めていたのは、ジェームズ・キャメロン監督だったようだ。

3D製作に踏み切った理由について、ルーカス監督自身も『アバター』(09)の成功が大きいことを認めているが、キャメロン監督も「随分昔から彼には3D製作を薦めていたのだが、ためらっていたようです。でも3D映画の技術も確立し、3Dテレビも普及し始め、今なら3D版で劇場公開後にDVDも3Dで発売できるので、機が熟したと判断したのでしょう」と、ニューヨーク・タイムズ紙に語っている。

キャメロン監督といえば、「何でもかんでも3D版にするのはばかげている」と『タイタンの戦い』(10)を例に挙げて昨今の3D版ブームを批判したことで知られるが、「みんなに愛されている映画は、3D版にした方が良いと思っています。自分の作品であれば『タイタニック』(97)とか『ターミネーター2』(84)の3D版製作を考えています。スティーブン・スピルバーグ監督の作品も、3D版を製作するべき作品があると思っています」とコメント。同業者のルーカス監督やスピルバーグ監督に対しては絶大なる尊敬と信頼の念を抱いているようで、今後はキャメロン監督の後押しで、スピルバーグ監督作の3D版も楽しめる日が来るかもしれない。【NY在住/JUNKO】

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