『21世紀の女の子』の次なるタッグ作は、松本花奈プロデュース!? 山戸結希×松本花奈の相思相愛インタビュー【後編】
「ぜひ、松本花奈プロデュース作品で、隠された力を発揮したいです(笑)」(山戸)
――では、もしお2人で、なにか作品を手掛けるとしたら、どんなものをと想像されますか?
松本「はい。あの、一つアイデアがあって…」
山戸「え、早い! いまの、瞬きするようなたった1秒で返事をするのにも、また感動してしまいました(笑)」
松本「いえいえ(笑)。あの、本当に山戸監督の世界観が好きなので、ずっと思っていたことがあるんです。山戸監督は、お会いするたびに持ち物やお洋服、全部がかわいいんです。そういう、山戸監督の世界をしっかり再現したものをやってみたい。ファッションや美術、小道具をこだわりぬいて、それに特化した作品を仕上げてみたいです。きっと、とびきり素敵な世界を描けると思います。山戸監督の大好きな猫も登場させて!」
山戸「ありがとうございます。ぜひ、松本花奈プロデュース作品で、隠された力を発揮したいです(笑)」
――山戸監督はいかがですか?
山戸「そうですね、松本監督の魅力をさらに語ると、キャスティングの眼がすごくいいんですよね。身体の旬を読むというか、ブーストかかる直前の俳優さんをみつけるのも、すごく上手だなっていつも感心しています。だから、松本監督が有名無名を問わず、完全に理想のキャスティングで描いた作品というのを観てみたい。そのためのオーディションを開催したいです」
松本「実現できるように、2019年も頑張ります!」
――では、最後に今年、叶えたい目標などあればそれぞれ教えていただきたいです。
山戸「…なんだろう。松本監督は、年始に今年の目標とか決めるタイプですか?」
松本「そうですね、なんとなくぼんやりとは決めるタイプです」
山戸「ぼんやりとくらいですよね。私もこの3年くらいずっと変わっていなくて。『後悔しないように生きる』。それだけだけど、そんなこそが難しくて、ここ2年連続で叶わなかったですね。今年こそ、3度目の正直で叶えたいです」
松本「私は、すごく個人的なことでもいいですか? あの、英語の勉強を頑張りたいです。理系で受験でも英語を使わなかったので、いままで英語をちゃんとやったことがなくて。今年は真剣に英語に取り組むのが目標ですね」
山戸「松本監督は真面目で、素敵だなと思います。そして、『21世紀の女の子』がたくさんの女の子のもとに届きますように、と願うだけですね。とても語り甲斐のある作品だと思いますし、大切な女の子を誘って出かけるのもおすすめです。21世紀のある象徴、一つの成果として残っていってくれたらと望まざるをえない作品です」
取材・文/梅原加奈