28歳でも学生服姿”に違和感なし!浮世離れしすぎな本郷奏多のオーラ
整った美しい顔立ちと白い肌、独特のキャラクターで知られ、まるでフィクションの中の人物であるかのような、浮世離れした存在感を放つ本郷奏多。そんな彼が最新主演作『凜-りん-』(公開中)でも、その謎めいた魅力を存分に見せつけている!
子役として02年に俳優デビューすると、その中性的な美少年ルックスとナイーブな空気感で様々な作品に出演し、インパクトを残してきた本郷。特に『テニスの王子様』(06)や『NANA2』(06)、『GANTZ』シリーズに『鋼の錬金術師』(17)といった漫画原作ものでは、彼だからこそ出せる雰囲気や演技でオリジナルの良さを踏襲したキャラクター像を作り上げることで定評を集め、“2.5次元俳優”と言われるなど、独自のポジションを築き上げてきた。
又吉直樹が07年に書き下ろした舞台を映画化した本作『凜-りん-』は、100年に1度、子どもが消えるという言い伝えのある田舎の村を舞台に、次々と仲間が消えていくという謎の事態に巻き込まれる高校生たちの姿を描いた青春ミステリー。本郷は、この異例の事態に何か絡んでるのでは?と疑惑の目を向けられてしまう謎多き転校生の天童義男を演じている。
現在28歳ながら、その若々しい見た目で、まったく違和感のない制服姿を披露している本郷。さらに見た目だけでなく、うつむきがちでなにを考えているのかわからない表情や、思春期特有の危うさを帯びた刺すような鋭い眼差しなど、抜群の表現力と、天性のミステリアスなオーラを存分に発揮。中身まで高校生になりきり、現実離れした作品の魅力を倍増させているのだ。
今後も『キングダム』(4月19日公開)での成キョウ役など、話題作への出演が続く本郷奏多。彼がスクリーンで放つ唯一無二の存在感には、心奪われてしまうこと間違いなしだ!