「めんどくさい女性はちょっと苦手です…」声優・小野賢章が実写初主演作を語る!
グラビア雑誌にタジタジ?撮影は女子同士の空間に
――女性の多い撮影現場はいかがでしたか?
小野「声優をやっている方もキャストにいたので、会話が噛み合わないというのはなかったです。でも、彼女たちのグラビアが載った雑誌を見ながら、女性同士でいろいろコメントしているところには、どう入っていけばいいんだろうって思いました(笑)。スマホをいじって見ないふりをするのも逆に意識しているみたいでおかしいし…。どう思いますか?と差し出されたら、すごい!かわいい!ってコメントしました(笑)。女子同士の会話をしているなと感じたら、コーヒー休憩に行って席をはずしたりして。うまくやっていましたし、楽しかったですよ」
――実写作品ならではの難しさはありましたか?
小野「割と自然に演じられたと思います。声のお芝居との違いはありますが、意識して変えることはなかったです。今回の役はリアクションとかオーバーなシーンが結構多かったので、割と舞台のお芝居に近い印象はありました」
――最近観た映画で気に入っているものがあれば教えてください。
小野「普段は、洋画をよく観ます。『アリー/ スター誕生』(18)や『ボヘミアン・ラプソディ』(18)といった話題作も観ましたが、(小野が吹替えを務める)『スパイダーマン:スパイダーバース』はアート作品のような感じで、本当におもしろいのでおすすめです!」
4人のヒロインに振り回される真面目な男性教師を、小野が体を張って演じた本作。声だけの演技じゃない、コロコロと変わる表情や激しいリアクション、“ラブコメ”ならではの楽しいキャスト同士のかけあいにも注目だ!
取材・文/タナカシノブ
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