中国から話題作が“飛馳”!『ペガサス/飛馳人生』主演シェン・トンの緊急来日が決定
中国の旧正月である春節に公開され、280億円(2月28日調べ)の興行収入を記録している『ペガサス/飛馳人生』が今夏より日本公開されることが決定し、あわせて主演を務めたシェン・トンが、3月6日(水)から行われる中国映画祭「電影2019」での特別上映のため、緊急来日することも決定した。
今作はカーレースの世界を舞台に男たちのプライドとカーアクションを描き、笑いと感動はもちろん、スクリーンいっぱいに展開する映像美、胸に刺さる主題歌など、エンタテインメントがぎっしり詰まった作品となっている。
かつてカーレース界のスターとして一世を風靡したチャン・チー(シェン)は5年間の出場禁止を経てカムバックを決意する。自らのプライドをかけて、若き天才レーサーのリン・ジェンドン(ホアン・ジンユー)に挑戦するため、以前のチームスタッフを呼び戻し再結成をはかる。数々の困難を乗り越え、チャンは再び人生を取り戻せるのか…。
メガホンをとったハン監督は高校在学中に「上海ビート」で小説家デビュー、中国国内でベストセラー作家となったのち『いつか、また』(14)で映画監督としてもデビュー、こちらも高い評価を得ている。現在ではカーレーサーとしての顔も持つなどマルチな才能を発揮しており、今作でのレースシーンはハン監督自身のレース体験をもとにしているそうだ。
加えて主演のシェンは今年の春節公開作品で前代未聞の2本同時主演を果たすなど、現在中国で最も注目される俳優となっている。そのほかホアン・ジンユーやイン・ジュンといった注目の若手俳優が脇を固め、主題歌「一半人生 Half a Life」は人気ロックグループ「Mayday」のボーカルASHINが歌うなど、こちらも見逃せないポイント。 さらに、3月6日(水)より行われる中国映画祭「電影2019」にはシェンの緊急来日も決定、9日(土)の大阪でのオープニングセレモニーでは舞台挨拶が予定されている。
大ヒットした中国映画が時間を置かずに日本公開されることは非常に稀なケース。ぜひこの機会に日本に”飛馳”する本作を、現地の熱気そのままに劇場にて堪能してほしい。