ヒーロー映画参戦に感無量!『スパイダーバース』声優、悠木碧「グウェンちゃんは作中一番のイケメン!」
本年度の米アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞した『スパイダーマン:スパイダーバース』(3月8日公開)。異次元から複数のスパイダーマンが集結して共に戦う本作で、スパイダーマンの一人、スパイダー・グウェンことグウェン・ステイシーの日本語吹替えを務めるのが声優、悠木碧だ。テレビアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の鹿目まどか役で注目を集め、多くの作品で主要キャラクターを演じる悠木に本作の魅力やヒーロー作品への熱い想いを語ってもらった!
まさかの“スパイダーマン”役にうれしさもひとしお!
――スパイダー・グウェンの役が決まった時の気持ちを教えてください。
悠木「お話をいただいたのが、昨年『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で初めてマーベル作品に触れて、どハマりしていた時期でした。ただ、アニメが好きで声優になったのに、その“好き”という気持ちに少し変化があったので、映画もそうなるんじゃないかという不安があり、事務所の人には今回のようなお話しがあっても『なかったことにしてください』と伝えていたんです。そんな時、スパイダーマンが好きなマネージャーさんに『事後報告ですいませんが、スパイダーマンの仕事入れました!』って言われて……。でも、私もスパイダーマンが大好きだったので、『それは受けるべき!』って即答しましたね(笑)」
――本作ではスパイダーマンの一人、スパイダー・グウェンを演じます。以前からヒーローの役に興味はありましたか?
悠木「好きすぎて、“恐れ多い”に近かったです。最初はヒロイン役だと思っていたので、『スパイダーマンに助けてもらえるのかな?』ってワクワクしていました。でも、いざ台本を手にすると“スパイダー・グウェン”の名前が……。『これ、スパイダーマンじゃん!戦うじゃん!』とうれしさもひとしおでした。作品のテーマも“みんながヒーローになれる”ということなので、そのメッセージに私が一番感動したかもしれませんね」