映画『キングダム』が北米公開へ!山崎賢人のLA訪問&未公開シーン満載の最新映像も解禁
「週刊ヤングジャンプ」にて連載中の大ヒットコミックを、豪華キャストで映画化した『キングダム』がいよいよ来月公開となる。このたび、主演の山崎賢人が、北米公開に向けてLAのソニー・ピクチャーズ本社を訪問した様子が到着。さらに、未公開シーン満載の最新プロモーション映像も解禁された。
ソニー・ピクチャーズ本社で山崎を迎えたのは、プロダクション代表のレイン・クライン氏。山崎が「『キングダム』はどうでしたか?」と流ちょうな英語で尋ねると、すでに本作を鑑賞したレイン氏は「期待をはるかに超えたすばらしい作品で、アジア版の『ゲーム・オブ・スローンズ』を観ているようだった。アクションシーンが特に魅力的で、山崎さんをはじめとするキャスト陣の努力が素晴らしく、これ以上のキャスティングはない」と語り、山崎も感激した様子。さらに山崎が「キングダムに全身全霊を込めました。(主人公の)信が天下の大将軍になるまで、彼を演じたいです」と作品への熱意伝え、「『キングダム』がアメリカでも大ヒットして欲しい」と話すと、レイン氏は「きっと世界中で成功すると思う。アメリカでの公開を約束するよ」と力強く答えてくれた。
さらに、テキサス州オースティンにて開催されているサウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)にて、本作の最新プロモーション映像がお披露目。ソニーが運営するブースでは12日(火)に「テクノロジーとエンターテインメントの可能性」というトークショーが開催され、映画プロデューサーのグレン・ゲイナー、独創性の高いゲーム作品を制作し続け“VR研究・実践のパイオニア”と言われる水口哲也、本作のプロデューサーである松橋真三が、エンターテインメントについて、そして『キングダム』について語った。
『キングダム』におけるテクノロジーの役割について聞かれた松橋は「10年前の技術ではできなかった作品ですが、大事なことはテクノロジーのすごさを前面に押し出すことではなく、逆にわからせないこと。『キングダム』の世界観に浸っていただくこと」と語り、グレン氏も「まさにその通りで、テクノロジーのゴールはあくまでもストーリーの一部であること」と反応した。さらにグレン氏は本作について「とても素晴らしい映画。キャスト、アクションシーン、音響など、どれをとっても素晴らしく、劇中のシーンひとつひとつに没頭した」と興奮気味に絶賛した。
上映されたスペシャルプロモーション映像は、日本でも解禁されていないシーンが満載。現地で鑑賞した人々からは「壮大なストーリーを感じたし、アクションシーンがカッコよかった」「アメージング!キングダムを知らなかったけど、アクターが情熱的」「とても美しい映像だった。映画館の大きなスクリーンで観たい」と本作への期待の声が上がった。
日本、アジアの枠を超え、北米公開に向けて前進した『キングダム』。全世界での公開も夢ではないかもしれない。
文/編集部