東京フィルメックス開催前イベントで西島秀俊「自分の作品をフィルメックスで上映したい!」
世界が最も注目する作品をいち早く上映する国際映画祭の第11回東京フィルメックスが11月20日(土)から28日(日)まで開催されるが、それに先駆け“丸カフェ・シネマ塾vol.2「フィルメックスが待ち遠しい!Part1」”イベントが行われた。
イベントには日本映画界で注目され続けている俳優の西島秀俊、西島主演の『CUT(原題)』(2011年公開予定)で監督を務めたアミール・ナデリが登場。東京フィルメックスについて、ナデリ監督は「朝からお客さんが観に来ていて驚いた。他の映画祭では新しい作品に出会うことが少ないが、フィルメックスでは、いつも心をこめて選ばれた、他では観られない作品に出会える」とコメント。また、西島は「最初に会った時に『本性を隠しているから見せろ』と(ナデリ監督に)言われた(笑)。『CUT』の撮影現場でも、気持ちは1つだったはず」とナデリ監督との出会いと、エピソードを語った。ふたりにとって、どんな映画祭ですか? これから期待することは?の記者の問いかけに、西島は「自分自身は古い映画を観ることが多いが、フィルメックスに行くと映画には豊かな未来があることを知る。今後、自分が出演する作品がフィルメックスで上映されるように頑張りたい」と語り、ナデリ監督は「様々な出会いもある。それがフィルメックス!」ときっぱり言い切った。
熱いトークが聞ける機会ともあって、会場は女性たちで満員御礼状態! 熱心に耳を傾けている観客たちを前に、ナデリ監督も終始ご機嫌で、西島との出会いやフィルメックスでのエピソードなどを語り、大いに盛り上がった。【Movie Walker】
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