ハリウッド大作でも活躍!“激カワ”猫ちゃんたちの癒しの姿をチェック!<画像39点>
その勢いは未だとどまることを知らず、長らく続いている空前の猫ブーム。大ヒットを記録している『ボヘミアン・ラプソディ』にもたくさんの猫たちが登場したりと、映画界でも多くの作品で活躍を見せている。そんな猫ちゃんたちの“勇姿”を写真と共に一気にご紹介したい!
TV番組や個展など幅広く活動し、愛猫家ならその名前を知らない人はいないほどの知名度を誇る写真家・岩合光昭。そんな彼が初めて監督を務めた映画が、現在公開中の『ねことじいちゃん』。本作は、妻に先立たれた70歳の老人・大吉(立川志の輔)と飼い猫タマとの穏やかな島暮らしがつづられていくドラマだ。
猫を撮ることがライフワークであり、その生態を熟知している岩合だからこそ捉えられた、猫ちゃんたちの自然な表情を堪能できる本作。じいちゃんの胸の上で目を細めてうとうとしたり、数頭の猫たちがたまり場で日向ぼっこしたり、防波堤をテクテク歩いたり…。また台本通りに動いてくれたというタマ役のベーコンの天才ぶりも凄まじく、終盤の大吉と約300メートルを一緒に歩くという難シーンも一発で成功させており、岩合も驚きを隠せなかったようだ。
そんなのんびりとした邦画とは180度異なる世界観を持つ、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の最新作『キャプテン・マーベル』(公開中)でも、なんと猫がかわいらしい姿を披露!その猫とは、キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)が失われた記憶を巡る冒険を繰り広げていくうちに、いつの間にか彼女についてまわり、仲間となっているグースだ。
飛び立つ宇宙船の遠心力に飛ばされそうになって慌てていたかと思えば、船が落ちつくとコクピットでくつろいだりと、とにかくキュートなグース。あの厳格なニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)も思わず「かわいいでちゅね〜」とメロメロにされてしまうが、実はとんでもない正体の持ち主で…。ちょっぴりショッキングな姿もあるが、猫好きはその魅力に、虜になってしまうことだろう。
また5月10日(金)より公開される『初恋~お父さん、チビがいなくなりました』も、猫の魅力を楽しめる1本。特にこれといった会話もなく晩年を寂しく暮らす老夫婦と、一匹の猫・チビ。この生活に嫌気がさした妻・有喜子(倍賞千恵子)は、夫・勝(藤竜也)に離婚を切り出そうか考えていると、チビがいなくなってしまい…という騒動を通じて、夫婦が向き合う姿を描いていくヒューマンドラマだ。
つぶらな瞳を持った黒猫で、有喜子の腕の中に入ってきてはゴロゴロと喉を鳴らして甘えたりと、人懐こさがたまらないチビ。映画では、長年共に過ごしたという設定となっているが、チビの演技力の甲斐もあり映像からは本当に長く寄り添ったかのような自然な空気感が漂っている。
猫のかわいい様子を観られるというだけで、お得感も満点なこれらの作品。ぜひ大スクリーンでそのキュートさに骨抜きにされて!
文/トライワークス