バットマンとペンギンの立場が逆転!?『ダンボ』本編シーンを独占キャッチ!

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バットマンとペンギンの立場が逆転!?『ダンボ』本編シーンを独占キャッチ!

『シンデレラ』(15)や『美女と野獣』(17)に続き、ディズニーが往年の名作アニメーションを実写化した『ダンボ』(公開中)。鬼才ティム・バートン監督の独特な映像美と世界観が炸裂している本作のもう一つの魅力は、バートン監督が絶大な信頼を寄せるキャストが集結したことだ。

『バットマン・リターンズ』で共演した2人が『ダンボ』で再共演!
『バットマン・リターンズ』で共演した2人が『ダンボ』で再共演![c]2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved

なかでも注目すべきは、バートン監督の初期の代表作のひとつ『バットマン・リターンズ』(92)で共演したダニー・デヴィートとマイケル・キートンの再共演。このたび2人の共演シーンを独占入手し、あわせてキートンが悪役を演じたことに歓喜するデヴィートの談話も到着した。

本作でバートン監督と4度目のタッグとなったデヴィートは、経営悪化に苦しむサーカス団の団長・メディチを演じている。そんなメディチのサーカスに世にも不思議な“空飛ぶゾウ”がいることに目をつけ、金儲けを目論む大興行師ヴァンデヴァーを演じたのがキートン。このたび到着した本編シーンの中では、ダンボを守ろうとするメディチと、ヴァンデヴァーとの対立が映し出されている。

【写真を見る】マイケル・キートンがダンボを狙う大興行師に!?
【写真を見る】マイケル・キートンがダンボを狙う大興行師に!?[c]2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved

「『バットマン・リターンズ』ではマイケル・キートンがヒーロー(バットマン)で、僕はなんだかワケのわからない邪悪な存在(ペンギン)を演じた。でも今回は彼が悪者で、僕が善人を演じている。“ざまぁみろ!”って感じだよ(笑)」とデヴィートはジョークを交えながら、同作と立場が逆転していることを明かす。

そして「ティムの映画のキャラクターにはいつも二面性がある。実はメディチにもそれがあって、欠点がある。ホルトの留守中に子どもたちの面倒を見たり、サーカスのメンバーを家族のように想っているけれど、キートンが演じる邪悪なキャラクターが登場したことで、そのやり方ができなくなってしまうんだ」と、なにやら意味深な発言も。

ダニー・デヴィートはサーカス団の団長メディチを演じている
ダニー・デヴィートはサーカス団の団長メディチを演じている[c]2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved

物語が進むにつれてメディチは善人ではなくなってしまうのか?そしてダンボを金儲けに利用しようとするヴァンデヴァーに、ダンボやホルト、サーカス団の面々はどのように立ち向かっていくのか?長年にわたり愛され続けるアニメ版とはひと味違う、“新たな「ダンボ」の物語”を是非とも劇場で体験してほしい!

文/久保田 和馬


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