山崎賢人、初声優挑戦の感想は?『二ノ国』の世界観がついにお目見え
「妖怪ウォッチ」シリーズなどを手がけたレベルファイブの日野晃博が製作総指揮と原案、脚本を務め、スタジオジブリ作品のアニメーターとして活躍した百瀬義行監督がメガホンをとるアニメーション大作『二ノ国』(今夏公開)。山崎賢人が声優に初挑戦し、宮野真守や山寺宏一ら日本を代表する豪華声優陣が集結したことでも大きな注目を集めている本作の特報映像が、このたびついに解禁された。
本作は2010年に発表された同名ゲームシリーズを原案に、オリジナルストーリーで描き出された物語。冷静沈着で車椅子に乗った高校生のユウとバスケ部の人気者、ハル、そしてハルの彼女、コトナの3人は幼なじみ。ある日、突然襲われたコトナを助けようとしたユウとハルは、現実世界と並行する魔法世界“二ノ国”へと引き込まれてしまう。そこでコトナにそっくりなアーシャ姫と出会ったユウは、たちまち彼女に惹かれていくのだが…。
このたび解禁された特報映像では、現実とまったく違うもうひとつの魔法の世界“二ノ国”の光景が明らかに。恐竜のような不思議な生き物や動物に似た住人、大きな耳の生き物たちがいる異世界に迷い込んだユウとハル。現実世界では車椅子に乗っていたユウも自らの足で歩けるように。しかしそこで2人は、“二ノ国”と現実世界とをつなぐ大きな秘密を知ってしまうのだった。
製作総指揮の日野から「ユウを演じる時に、実際に友達と話している自然体で演技してほしい」という要望を受けた山崎は、初の声優挑戦について「難しかったです。自分は普段は俳優をやらせていただいていて、そこの良さを出していけたらいいなという話を日野さんとしました」と明かし、プライベートでも親交があり本作にも参加している梶裕貴と「声優の仕事も俳優の仕事も“気持ち”の部分がすごい大事」であることを話し合ったという。
主演を務める最新作『キングダム』が4月19日(金)から公開されるなど、俳優として目覚ましい活躍をつづける山崎の渾身の演技に期待が高まるとともに、まだ明らかになっていないハル役とコトナ役の声優を誰が演じるのか、続報にも要注目だ。日本屈指のトップクリエイターたちの手によって紡ぎ出される壮大なファンタジー大作の到来を、楽しみに待ちたい。