こんまり、ROMA、バードボックスチャレンジ、ファブ5…今年バズったキーワードはみんなNetflix発!
全世界で約1億4800万人という膨大な会員数を誇る動画配信サービスNetflix。抜群の影響力を持ち、今年に入ってからもNetflixの作品に関連する様々なワードが日本のSNSでもバズりまくっている。世の中の流行に乗っていくためにも、ここではネットをにぎわせているオリジナル作品をチェックしていきたい。
“魔法のように片づける”日本人がアメリカで大ブレイク
2010年に出版した「人生がときめく片づけの魔法」がベストセラーになり、断捨離ブームを生みだした“こんまり”こと近藤麻理恵が、いまアメリカで一大旋風を巻き起こしているのをご存知だろうか。彼女はアメリカ在住の片づけコンサルタント。その知名度を爆発的にあげたのが、今年の1月から配信されているNetflixオリジナルシリーズ「KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~」だ。
この番組は、様々な事情を持つアメリカの家庭に赴いた近藤が、ものを手に取った時にときめくか、ときめかないかを取捨の基準とした片づけ術“こんまりメソッド”を伝授し、アメリカの広大な家が片づいていく様子とともに、依頼者の考え方や人生が変わっていく様子を追ったリアリティショー。アメリカでは、彼女のメソッドに倣ってものを捨てる人が続出しているそうで、SNSにはきれいになった部屋の写真が数多くアップされ、リサイクルショップへの持ち込みは激増、“Kondo-ing”(片づける意)なる造語も生まれるなど、絶大な影響を与えているのだ。
日本が舞台のシーズンも楽しみな「クィア・アイ」
同じくリアリティ番組から生まれたバズワードが“ファブ5”だ。この言葉は、それぞれファッション、フード、カルチャーなどの分野に長けた5人のゲイの男性たちが、自分に自信を無くしてしまい悩んでいる一般人の人々を外見も内面も大変身させるNetflixオリジナルの人生改造リアリティショー「クィア・アイ」から生まれた言葉で、メインホストを務めている5人組“ファブ5(ファビュラス5)”のことを指している。
「クィア・アイ」は、現在はシーズン3まで制作されている人気番組であり、日本を舞台にした特別シーズンの配信が決定したことで、一躍SNSで本作に関連したワードがバスる盛り上がりとなったのだ。ファブ5の5人が撮影のため来日し、それぞれが東京での滞在を楽しむ様子もファンの間で話題となっていた。日本からは渡辺直美と水原希子がゲスト出演するというこの特別シーズン配信の前に、ぜひチェックしておきたいところだ。