こんまり、ROMA、バードボックスチャレンジ、ファブ5…今年バズったキーワードはみんなNetflix発!
オスカー受賞も!オリジナル映画もバズりまくり
映画でバズった作品といえば、やはり今年のアカデミー賞で監督賞を含む3部門を受賞したアルフォンソ・キュアロン監督の『ROMA /ローマ』だろう。1970年代のメキシコに暮らす家族の姿を住み込みで働く家政婦を通し、モノクロの映像と長回しを多用した映像で描いていく本作。配信作品でありながら、日本でも急遽全国の劇場で公開されるなど、映画のあり方の変化と言えるような本作の出現は大きな話題となっている。
またスサンネ・ビア監督とサンドラ・ブロックがタッグを組んだ『バード・ボックス』は、SNS上でも注目を集めたヒット作品。本作は、謎の存在の襲来により人類滅亡の危機に瀕した地球を舞台に、主人公マロリーが生き残るための条件である、“それ”を見ないことを実践するため、目隠しをしたまま家族と逃避行する姿を描いたサバイバル・スリラーだ。
リリース後の1週間で4500万を超えるアカウントが視聴するという過去最高記録を打ち立てたこの作品は、主人公を真似して目隠しをした状態で何かをする“バードボックスチャレンジ”なるものがネットミーム化、チャレンジした映像などが次々とYoutubeなどに投稿されてバズりまくった。目隠しをしてピアノを演奏するといったものから、なかには目隠しをして車を運転、事故につながるといった危険行為まで起きてしまい、Netflixも視聴者へ注意喚起を呼びかけるほどの事態となった。
新作コンテンツも多数リリースされており、美しい映像を通して、気候変動が動生物にあたえるインパクトの大きさを問いかけるドキュメンタリー「OUR PLANET 私たちの地球」や、巨匠デヴィッド・フィンチャーとティム・ミラーの両監督が総指揮を務める、ダークな笑いや過激な描写満載の大人向けアニメアンソロジー「ラブ、デス&ロボット」などは、すでにバズりそうな予感がプンプン。GWの10連休を使ってこれらの作品をチェックしてみてはいかが?
文/トライワークス