2PMのジュノが犬系&俺様男子に!あの人気漫画家の妄想が実現!?
従来のアイドル像とは一線を画した、“野獣アイドル”の異名を持ち、日本でも人気のK-POPグループ2PM。その一員であるジュノが、映画『薔薇とチューリップ』(公開中)では、そんな野獣なイメージからかけ離れた、かわいらしい一面から俺様な男まで、様々な顔をのぞかせている!
2013年にグループ内で初めて日本ソロデビューを果たして以来、抜群の人気を誇るジュノ。昨年末に行われた入隊前最後のソロコンサートも盛況だった彼の、邦画初出演作『薔薇とチューリップ』は、個展開催のために来日した世界的アーティストのネロが、彼の絵の盗作が飾ってあると噂の温泉旅館に訪れると、そこで自分に瓜二つの韓国人留学生デウォンと出会い、ある目的のために入れ替わりを依頼する…というストーリー。ジュノは、デウォンとネロという、180度異なるキャラクターを一人二役で演じている。
デウォン役では、キュートな笑顔と柔らかな雰囲気をまとっているジュノ。ひょんなことから自らの裸を旅館の一人娘であるかおり(谷村美月)に見られてしまった際の、オーバーなまでに恥ずかしがるナイスリアクションなど、どこかおバカっぽさを感じさせる人懐っこい犬系な姿は、かわいさ満載だ。
一方、ネロの天才アーティストらしい、近づきがたいオーラを、鋭い目つきのポーカーフェイスや、どこかトゲを感じさせる口調で表現。そんな彼が、かおりと触れ合うことでほだされていき、次第に心を開いていく様子も、表情の変化で巧みに演じ分けており、ギャップ満載のツンデレな一面には思わず心を掴まれてしまうかも。
実はこの作品「東京タラレバ娘」などを手掛けた人気漫画家で、2PMの熱心なファンでもある東村アキコが、彼のために書き下ろした原作を(本人の出演で)映画化。それゆえ余すところなくジュノの魅力を楽しめるものとなっているのだ。
一人二役だけでもファンなら垂涎ものだが、そんな彼がお姫様抱っこなどの胸キュンシーンにも挑んだり、さらには同じく2PMのチャンソンも友情していたりと、2度も3度もおいしい作品となっている『薔薇とチューリップ』。ファンではないという人も、彼の演技を見ればきっと魅了されてしまうことだろう。
文/トライワークス