米倉涼子、真紅のドレスで美背中披露!「アベンジャーズ」完結に「さみしい。本当に終わるの!?」
大ヒットシリーズ「アベンジャーズ」の完結編となる『アベンジャーズ/エンドゲーム』(4月26日公開)のスペシャルスクリーニングイベントが4月25日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、日本語吹替版声優を務める米倉涼子(ブラック・ウィドウ役)、加藤浩次(ロケット役)、竹中直人(ニック・フューリー役)、内田有紀(ワスプ役)、山寺宏一(スターロード役)、遠藤憲一(グルート役)、溝端淳平(ファルコン役)、秋元才加(マンティス役)、百田夏菜子(シュリ役)がズラリと登壇。米倉が「うらやましい!」と国内最速試写を鑑賞するファンに語りかけ、「(終わってしまうのが)さみしい」と吐露するなど、それぞれに期待とさみしさ入り混じる複雑な心境を明かした。
最凶最悪の敵“サノス”によって人類の半分が消し去られてしまった世界を舞台に、消えた35億人を取り戻すという大逆転に向けて、再び集結した最強チーム“アベンジャーズ”の姿を描く本作。米倉は真紅のロングドレス姿で登場。遠藤が「涼子ちゃんがいるので、(アベンジャーズも)“失敗しないので”!」と、米倉が主演するテレビ朝日系ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」の名セリフを交えて語ると、楽しそうな笑顔を弾けさせていた。
米倉は「私も観たかった!私も観られていない。いやあ、うらやましいです」と観客に羨望の眼差しを向け、「『アベンジャーズ』から7年やらせていただいたことで、たくさんのマーベル作品を熟知することができた。とても幸せに思っています」と感無量の面持ち。「さみしいですね」と打ち明けつつ、「『エンドゲーム』というタイトルも衝撃的。つらい。どういうことなの、本当に終わるの?嘘でしょという感じ」と完結編の公開に向けて率直な想いを語っていた。
山寺は「終わるということですから…。これを観ないと平成が終われない!気持ちよく令和にいけない」と言い放ち、会場からも大きな拍手。「ここにいないけれど、ずっと関わってきたたくさんの声優がいる。ほかの現場でも、声優同士で『アベンジャーズ』の話をしている。声優にとっても夢の舞台で、憧れの作品。参戦できてうれしい」と喜びを噛み締めていた。
ロケット役のオファーを振り返った加藤も、「僕みたいなチンピラ上がりの司会者が、ディズニーさんと仕事ができると思っていなかった。ジャイアントスイングもやってきた。そんな人間がディズニーさんの映画に出られた」としみじみ。「我々の話より、早く上映しろ!という空気が漂ってる!」と上映を待ちわびる観客の気持ちになって、笑いを誘っていた。
取材・文/成田 おり枝